Seaweed Research Journal

Seaweed Research Journal

Feb 23, 2016

New article: Ecklonia radicosa(アントクメの光合成に関する論文)


研究室の新しい論文が藻類研究の国際的な雑誌であるPhycologia(国際藻類学会,International Phycological Society)で発表されました。

アントクメは本州中南部や九州の水深5〜30mにかけての漸深帯に生育し,晴天時でもあまり光が届かないような薄暗い環境に生育しています。本研究では, 光合成活性の水中測定と実験系での測定によって,本種が低光量条件によく適応していること明らかにしました。また,群落の中心帯(水深10〜20m)では 強光による光合成活性の低下が見られにくい一方,浅所の分布上限付近では,日中の光によって著しく光合成活性が低下していることを初めて確認しました。

Ryuta Terada, Soukuh Shikada, Yuki Watanabe, Yoshiki Nakazaki, Kazuya Matsumoto, Junpei Kozono, Naoko Saino, and Gregory N. Nishihara (2016) Effect of PAR and temperature on the photosynthesis of the Japanese alga, Ecklonia radicosa (Laminariales), based on field and laboratory measurements. Phycologia: 2016, Vol. 55, No. 2, pp. 178-186. 

Feb 10, 2016

ベトナム産Kappaphycus alvareziiの光合成に関する論文


2015年2月にオンラインで出ていた下記の論文が正式に刊行されました。
カラギーナンの原藻として養殖されているKappaphycus alvareziiの光合成活性を生育環境下(海中)と実験系の両方を測定し,光合成活性が日中の光量変化に伴ってリアルタイムに変化することを明らかにしました。

Ryuta Terada, Triet Duy Vo, Gregory N. Nishihara, Keisaku Shioya, Satoshi Shimada, Shigeo Kawaguchi
The effect of irradiance and temperature on the photosynthesis and growth of a cultivated red alga Kappaphycus alvarezii (Solieriaceae) from Vietnam, based on in situ and in vitro measurements
Journal of Applied Phycology
February 2016, Volume 28, Issue 1, pp 457-467