Aug 27, 2009

大学院入試

鹿児島大学大学院水産学研究科の大学院入試がありました。海藻研関係では3人が受験しましたが,全力を出し切れたことと思います。お疲れ様でした。

Aug 23, 2009

長島町でウニ駆除のボランティア活動

タイから帰国した翌日,長島町唐隈地区の皆さんとウニ駆除のボランティア活動をしました。海藻研からは院生のT屋君,A野君,4年生のI井さん,K森さん,K玉君,S木君が参加しました。

ウニを捕る作業は初めてですが,このような道具を使うのですね。視界一面に無数のウニが散らばっています。とってもとってもとりきれません。

漁業者だけでなく,漁協関係者,役場の方も出ての作業になりました。

参加された皆さん。ウニ駆除活動については南日本新聞でも報道されました。
http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=18876


夜は,漁業者の皆さんのはからいで懇親会にご招待いただきました。

普段研究のみに専念することの多い学生の皆さんですが,藻場再生に関する漁業者の方の熱意とご意見を聞く,とてもよい機会になりました。
北さつま漁協の皆様,長島町役場のY内様に御礼申し上げます。

Aug 21, 2009

ラン藻を使った料理

バンコクに戻った後,残務整理をしてから帰国の途につきました。タイからの便は通常夜行便なので,日中休養をとり,夜にチェックアウトします。
夕食を近くのレストランでとりましたが,メニューにラン藻料理があったので,早速注文しました。さっそく撮影する私。

黒い部分がラン藻です。なかなかの味です。このレストランの鮮魚コーナーにはなんとカブトガニを置いてました!食べるんですね,タイの方は。

タイでのワークショップ2

このワークショップは東南アジア各国の研究者交流と若手育成を目的にしています。前半は,バンコクのカセサート大学水産学部で,講義や持ち寄った標本の観察,意見交換をおこないました。
紅藻類の講義をおこなうQ大のK口先生

講義のあとは各自が持参した標本の観察会です。O茶大のS田先生がベトナムのダイ博士と意見交換をしています。

バンコクでの最終日は近くのレストランで食事会をしました。バンコクに来たときは必ずここによります。

タイの海藻研究の第一人者である,カセサート大のカーン先生が講評を述べられています。私が尊敬する研究者のお一人です。

サムイ島に来ました。サムイに来たことのある人なら必ず立ち寄る観光スポットです。
海がきれいですね。

サムイ島はタイの中でも有数のリゾート地ですが,欧米人が目立ちますね。日本人は,直行便のあるプーケットの方が多いのかもしれません。我々は,外国人がまず泊まらないような現地人向けのバンガローに泊まりました。
さっそく,ボートを借り上げてサンプリングです。

サムイ島の南にある無人島でサンプリングをしました。

なかなかのガラモ場です。残念ながら,オゴノリ類はあまりありませんでした。

食事は屋外です。満天の星空の下での夕食はとても趣がありました。

最終日は,カーン先生の計らいで,海藻料理を出してもらいました。写真はフシクレノリのあえ物。他にホンダワラも出ました。

全員で記念写真。おつかれさまでした。

Aug 13, 2009

タイでのワークショップ

IPC9が終了したのもつかの間、12日からタイに来ています。バンコク名物(?)のゾウさんのビルも見えます。カセサート大からのおなじみの景色ですね。

ワークショップ参加者の皆さん

Aug 11, 2009

ブラジル人研究者の来訪

IPC9で参加していたブラジルの研究者Mitsue博士他3名の方が10-11日、新幹線で鹿児島に来られました。故・糸野先生のタイプ標本の観察とソゾ類の採集が目的です。遠路ようこそ鹿児島までお越し下さいました。

Aug 8, 2009

IPC9も無事終わりました

第9回国際藻類学会議(9th International Phycological Congress)が8月2日から8日まで、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました。私は大会実行委員として大ホールの会場責任者を担当しました。開会式や閉会式、毎朝のプレナリー講演で使用する最も大きなホールです。舞台袖で照明やPCの切り替えを指示しました。

オープニングセレモニー 藻類研究者3名による歓迎演奏会

M先生(K知大)、T中次郎先生(T京海洋大)、M園生先生(Y梨大)のアンサンブルによる、すばらしい演奏でした。2年ほど前にK大のK井先生からお伺いしていたアイデアでしたが、こうやって現実のものとなりました。有言実行のK井先生です。

ウエルカムパーティの様子 

久しぶりにお会いした方もいて、とても楽しいひとときでした。

ミニシンポジウムの様子 レベルの高い発表が続きました。

3日目はミッドコングレスツアーとして、千葉県勝浦ツアー、霞ヶ浦ツアー、富士山ツアー、鎌倉七里ヶ浜ツアー、東京ツアーがおこなわれました。私はK立科学博物館のK山博士が企画した鎌倉七里ヶ浜ツアーに参加です。
なんという偶然でしょう、ここでシルバ先生と同じバスになりました。ハワイでお会いして以来ですが、なんと(私が山本先生の弟子であることも含めて)覚えていて下さいました。感無量です。90歳を超えておられると思いますが、とてもお元気でした。

七里ヶ浜で打ち上がった海藻を採集しました。波の高い日でしたが、アラメなどが打ち上がっていました。参加者の中には泳ぐ方もいました。

理科実験室で標本を作製する藻類研究者の皆さん

採集した材料は七里ヶ浜高校で押し葉にしました。ここは藻類研究者でO笠原村議会議員のI木君の母校ですが、彼が聞いたら驚くに違いありませんね。

最終日のバンケットの様子

バンケットは京王プラザホテルでおこなわれました。バンケット会場に入りきれず、スタッフや一部の日本人参加者は別室(小部屋)でパーティです。とてもなごやかな雰囲気で、楽しいひとときでした。大スクリーンには司会のK谷先生(F県立大)が映っています。

最終日の表彰式には賞品伝達者として急遽壇上に登壇するハプニング(笑)もありましたが、大ホール責任者としての役目も無事果たすことができました。

大会全体を通してトラブルもなく、大成功だったと思います。次のIPCはフロリダで開催されます。家族を連れて行って、家族はディズニーワールドで一週間といきたいですね。