Jun 13, 2010

モーイ豆腐


名護からの帰り,道の駅でモーイ豆腐を買いました。イバラノリを原料とした沖縄の海藻料理です。海藻の形がなんとなくわかる位で煮固めています。

美味でした。

中海で大発生している海藻の有効利用がNHKで放送されます

中海で大発生している海藻類の有効利用について、NHKが放送します。

NHK総合 お元気ですか日本列島 6月16日(月)14:05~14:54 の間に5分くらい 

関心のある方はご覧下さい。

Jun 12, 2010

沖縄本島北部での海藻調査

調査が立て込んでいますが,沖縄に飛んで本島北部数カ所で海藻生育調査をおこないました。M1のH屋さんと2人で梅雨の沖縄入りです。
北部の某所でキリンサイの生育状況を調査しました。


翌日も他の場所で調査をおこないました。近くにはモズク養殖場があり,収穫直前のモズクを水中から見ることができました。

調査にご助言くださいました沖縄県水産研究センターのY田さんに御礼申し上げます。

フコキサンチンを強化したオキナワモズク

琉球新報は12日、沖縄科学技術振興センターのグループがフコキサンチンを強化したオキナワモズクの試験生産を開始したと報道しています。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-163417-storytopic-4.html

奄美大島でオキナワモズクの収穫が最盛期

南日本新聞は12日、奄美大島でオキナワモズクの収穫が最盛期であることを報道しています。

http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=24514

Jun 9, 2010

鹿屋市でのライントランセクト調査

先週に引き続き、鹿屋市でライントランセクト調査をおこないました。ガラモ場2ヶ所(それぞれ150m)、アマモ場1ヶ所(250m)の計3ヶ所で調査しました。

鹿屋市南部のガラモ場ですが、沖方向へ藻場が幾重にも続いています。

マメタワラにはモズクが生育していました。「藻につく」という語源どおりですね。

冬にライセンスをとったばかりのK堀くんですが、一連の調査でかなり上達しました。

2ヶ所目は高須沖の瀬を中心い広がるガラモ場でした。航空写真からも見えるくらい広大な藻場です。

ほとんどが亜熱帯性のホンダワラ属藻類で構成されていました。水深2-3mの岩盤が広がっており、どこまでも藻場が続いています。

最後は鹿屋港のアマモ場でした。


アマモ場の中でイカの卵をいくつも見ましたが、アマモをかき分けていくと親イカに至近距離で会いました。その距離十数センチ・・・・私もびっくりしましたが、イカもびっくりしたハズ。

鹿屋の調査も行政、漁業者の皆さんのご協力をいただき、無事に終了することができました。漁業者の皆さんは、長年にわたってアマモ場の保全に取り組まれています。今回の事業の模範になるような先駆的な取り組みだと思いました。

ここのところ、講義日以外はほぼ連日調査に出ています。研究室にお電話を多くいただいていますが、御不便をおかけしていますことをお詫びします。明日からは沖縄で調査です。

Jun 8, 2010

海藻研の調査が新聞で報道されました

海藻研がおこなっている調査の様子が南日本新聞で報道されました。

http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=30&storyid=24421


印刷紙面では、4年生のK堀くんがSCUBAで調査をしている写真も掲載されています。

Jun 7, 2010

長島での藻場調査

鹿児島県北部の長島町で5月に続いて藻場調査をおこないました。

アカモクも成熟し、最盛期をむかえています。

アントクメも実入りして、厚みが増してきました。

撮影のコツをつかんだa野君。ハウジングもかなり安くなってきました。海藻研でも3台目を検討中です。

Jun 5, 2010

かごしま環境未来館で海藻押し葉作成会

鹿児島市のかごしま環境未来館で海藻押し葉の作成会をおこないました。
先週の桜島で採集した材料や鹿屋の調査で採集した材料で押し葉をつくります。

押し葉の作り方をアドバイスする海藻研のH屋さん

みなさん熱心に押し葉をつくっておられました。鹿児島の海の環境にも関心を持っていただけたかと思います。

Jun 4, 2010

鹿屋市での藻場調査

錦江町の調査に続き、鹿屋市の海岸でも藻場分布調査をおこないました。錦江町より海岸線が長く、総延長は19kmに達します。ただし、沖の防波堤も見ますので、もっと長くなります。

今回の調査メンバーはT屋くん、S木くん、K堀、寺田の4名です。他に自治体や漁業者の方々が参加され、総勢10名ほどになりました。

鹿屋市も、藻場のあるところとないところがはっきり分かれました。藻場のある場所でも、数カ所の藻場は大規模で、「見渡す限りの藻場」を久しぶりに見た気がします。

鹿屋市南部のガラモ場
マメタワラに亜熱帯性種が混生していました。

高須沖の藻場、沖にある瀬を中心に広がっていました。高密度で藻場の中には入っていけません。

藻場を隠れ家にする魚や産みつけられたイカの卵が見えます(左下)。

調査するK堀くん。この様子の別ショットが南日本新聞に掲載されることになりました。

最後のゴールは鹿屋港のアマモ場でした。2日間ですべての海岸を泳ぎ切りました。鹿屋の海は美しいですね。

関係の皆様に深く御礼申し上げます。

Jun 2, 2010

スジメの有効利用

河北新報は2日、コンブ科のスジメの有効利用について報道しています。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100602t35012.htm