Seaweed Research Journal

Seaweed Research Journal

Dec 31, 2010

褐藻、紅藻、緑藻のそれぞれで同型世代交代と異型世代交代がある理由

九州大学大学院システム生命学府博士3年の別所和博さんの研究が九大理学部ニュースで紹介されています。

http://news.sci.kyushu-u.ac.jp/jovzr3aup-18/?block_id=18&active_action=journal_view_main_detail&post_id=169&comment_flag=1

別所さんは数理生態学の分野から海藻の生活史の進化を研究している大学院生で、海藻研を訪問されたこともあります。研究の独創性の点で高く評価される期待の研究者です。

三重県のアラメ巻き

三重県におけるアラメの利用について,下記のHPが紹介しています。

「三重の食応援ブログ(県職員によるブログ)」
http://www.pref.mie.jp/CHISANM/HP/mienosyoku/blog/101115arame.htm

三重県農水商工部マーケティング室
http://www.pref.mie.jp/CHISANM/HP/bio/h20-s-8.htm

タイでの海藻調査


タイには1997年以来何回も訪れていますが、今回はプーケットの北西沖にあるスリン島に行きました。ミャンマーとの国境に近い島です。
島全体が国立公園に指定されており、公園事務所が管理するバンガロー(とテント)以外に宿泊施設はありません。電気は夜間に4時間のみで、シャワーは水です。


バンガローが並ぶ(といっても10棟くらい?)遊歩道。海抜10mほどの場所にあるので津波の心配はありませんが、上り下りがきつい。

 サンゴは少し前に大規模な白化があったようで、あまりよい状態とは思えませんが・・・

 魚影の濃さには驚きました。

 見上げるとこれだけの魚が泳いでいます。私も色々なところに行っていますが、ここは記憶に残る場所のひとつになりました。

 スリンの夕日

北海道南部のコンブ漁獲量

北海道新聞は12月30日,2010年の渡島管内のコンブ漁獲量は前年比8%減だったことを報道しています。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/266585.html

Dec 30, 2010

藻類の生産力を測定する光学センサー

Texas A&M Universityの研究チームは29日,藻類の生産力を測定する新しい光学センサーを開発したと発表しました。事業規模での藻類生産にも適応できるようです。

http://www.biodieselmagazine.com/article.jsp?article_id=4617

大学院生がフィリピン大と東南アジア漁業開発センター養殖研究部門で研修・調査

 無事タイから帰国しました。写真がたまっているので,少しずつ更新していきます。

 海藻研の大学院生4名がフィリピン大学ビサヤス校(UP-V)と東南アジア漁業開発センター養殖研究部門(SEAFDEC-AQD)を訪問しました。私は藻類学会誌の編集とタイの調査があったので,引率していません。学生が滞在中に撮影した写真を紹介します。

UPVとSEAFDECでは,海藻の利用やフィリピンの水産試験研究に関する講義を受講し,臨海実験所やオゴノリ・キリンサイの試験養殖を見学しました。両施設はフィリピン中部のパナイ島イロイロ市近郊にあります。

SEAFEDC-AQDでの様子。キリンサイからカラギーナンを抽出しています。 SEAFEDCは東南アジアの水産に関する国際的な研究機関で,養殖部門はフィリピンにあります。SEAFDECの設立の際には,日本が多額の支援をしています。

SEAFDECの陸上水槽。

 これはUPVのエビ養殖施設(のハズ)。Gracilariopsis bailiniaeを養殖しています。

 対岸のギマラス島にあるSEAFDECイガン・マリンステーション。ここは海からでないと行けない臨海研究施設で,まさに「海に浮かぶ研究所」です。初めて行った時は驚きました。

キリンサイを研究しているH屋さんがキリンサイ養殖を熱心に見学しています。

M1の皆さん,フィリピン研修お疲れ様でした。観光旅行では絶対行かない(行けない)ところで,フィリピンの文化や大学,水産業を体験するかけがえのない機会になったことと思います。出発前に私が教えたフィリピン料理は一通りチャレンジしてきたようなので,皆さん立派です。実は私,バロットが苦手でした(ここでカミングアウトします)。

Dec 25, 2010

チリでのChondracanthus chamissoiの養殖技術開発

Fisheries Information Serviceは24日,Chondracanthus chamissoiの養殖技術がチリの研究者らによって開発されたと報道しています。日本向けに輸出されている紅藻です。

http://www.fis.com/fis/worldnews/worldnews.asp?monthyear=&day=24&id=39866&l=e&special=&ndb=1%20target=

Dec 24, 2010

藻類を石油代替に基礎研究が加速

日本経済新聞は24日,油を採取できる藻類の研究が加速していることを論評で紹介しています。

http://www.nikkei.com/tech/ssbiz/article/g=96958A9C93819696E0E2E290E38DE0E3E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E5E2E3E0E2E3E2E1EAE4E2

Dec 23, 2010

岩手県山田町へ海藻標本8万2千点を寄付

岩手日報は23日,東邦大学名誉教授のY崎先生が海藻標本約8万2千点を岩手県山田町に寄贈されたと報道しています。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101223_14

Dec 18, 2010

既知の種類より10倍の油生産能力を有する藻類を沖縄で発見

下記の報道各社は15日(または14日),これまで知られている藻類よりも10倍の油生産能力を有する種類を沖縄で発見したと報道しています。

日本藻類学会会員でもある筑波大学W先生のご研究です。

朝日新聞の報道
http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html

毎日新聞の報道
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101216rky00m040006000c.html

琉球新報の報道
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-171256-storytopic-1.html

Dec 13, 2010

タイでの調査

今年は10月頃から何故だか忙しくなり,あっという間に12月になってしまいました。
脱稿できない原稿をかかえたまま,タイに来ています。今日からアンダマン海のスリン島に行きます。電気は夜間に4時間だけという島なので,しばらく更新が途絶えます。


プーケットを早朝に出発すること陸路約2時間・・・港を出港してまもなく携帯の圏外です。

Dec 10, 2010

房総半島でのハバノリの採取

毎日新聞は12月10日,千葉県の外房でハバノリの採取が始まったことを報道しています。
お正月の縁起物として取引されています。

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20101211ddlk12040083000c.html

Dec 9, 2010

岩手県でのマツモの養殖

岩手日報は12月9日,大船渡市三陸町でマツモの養殖が始まったことを報道しています。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101209_8

Dec 8, 2010

猛暑で東京湾のアマモ場が激減

読売新聞は12月7日,夏の猛暑で東京湾のアマモ場が激減していることを報道しています。
 このことは,先日の全国アマモサミットでも報告されていました。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20101206-OYT1T00475.htm

Dec 7, 2010

米軍基地内のコアマモ群落:横須賀

毎日新聞は12月7日,横須賀の米軍基地内でコアマモ群落が確認されたことを報道しています。立入禁止地域で群落が残されたようです。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101207mog00m040019000c.html

Dec 6, 2010

鹿児島市与次郎で調査


サンゴ礁学会(つくば市)での講演の翌日,始発の飛行機で鹿児島に戻り,午後は与次郎の長水路でホンダワラ類の観察をしました。もうこの大きさになっています。

Dec 5, 2010

日本サンゴ礁学会公開シンポジウムで講演


 日本サンゴ礁学会の公開シンポジウムで講演をしました。詳しくは下記のHPをご覧下さい。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcrs/

お招き下さいました関係者の皆様に御礼申し上げます。 

有明海産秋芽網栽培:一番海苔の入札

報道各社は5日,有明海の秋芽網栽培一番海苔の入札を報道しています。
昨年よりも出荷量は多いようです。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/213747

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/213961

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001012040001

Dec 1, 2010

日本藻類学会第35回大会の要旨作成について

日本藻類学会の学会発表要旨では,講演者の所属の引用符にアスタリスク(*)をながらく用いてきましたが,前回(34回大会)から引用符が上付数字に変更になりました。ご注意下さい。



○寺田竜太1・岡村金太郎2・遠藤吉三郎 3:モリモトソゾマクラの生活史について

モリモトソゾマクラは・・・・・・・と考えられた。

(1鹿児島大,2水産講習所,3函館高等水産専門学校)

(数字と○は上付です)

大会HPは下記のとおりです。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsp/algae2011toyama/toyama2011index.html

日本藻類学会第35回大会 -富山・2011- について

日本藻類学会誌「藻類」58巻3号は現在印刷中です。
会員の皆様のお手元に届くのが遅れていますことをお詫びします。来年3月に開催される日本藻類学会第35回大会 -富山・2011-については特設サイトが開かれておりますので,下記をご参照下さい。

日本藻類学会第35回大会 -富山・2011- HP
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsp/algae2011toyama/toyama2011index.html
参加申込書をダウンロードできます。

熊本市の沿岸でアオサが繁茂

朝日新聞は12月1日,有明海に面した熊本市沿岸でアオサが繁茂していることを報道しています。大量に繁茂した場合,近傍のアマノリ養殖と栄養塩吸収で競合することが懸念されます。
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001012010003

海洋深層水を用いたサガラメの養殖技術開発

朝日新聞は12月1日,海洋深層水を用いたサガラメの養殖技術開発を報道しています。静岡県水産技術研究所の取り組みです。


http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001012010001

「海洋深層水」は水深300-600 m程度(あるいはそれ以深)からくみ上げている海水の総称です。取水水深は各研究機関で異なりますが,有光層以深の場合は(植物プランクトン等による栄養塩吸収が少ないため)海藻類の培養に適したDINやリン酸に富んだ海水が得られます。

「深層」という表記ですが,海洋学における深層水とは異なります。