Seaweed Research Journal

Seaweed Research Journal

Mar 30, 2011

第14回日本藻類学会論文賞 (14th Best Paper Award of Japanese Society of Phycology)

第14回日本藻類学会論文賞は下記の論文,著者になりました。

The following two papers were the recipients of 14th Best Paper Award of Japanese Society of Phycology, for their contributions to algal research. They were selected from the official journal, Phycological Research Volume 58 (2010).

Mar 29, 2011

三重県鳥羽市のケノリ

毎日新聞は3月29日,三重県鳥羽市で「ケノリ」収穫が終盤を迎えていると報道しています。


http://mainichi.jp/area/mie/news/20110329ddlk24040302000c.html

富山のウミソウメン(アメフラシの卵)(Egg of Sea Hare)

海藻料理や食材を見ると,迷わず食べたり買ったりしていますが,富山の某居酒屋で「うみそうめん」と書かれたお品書きを見つけました。観光客が入るようなお店ではなく,地元のお客さんで繁盛するお店でした。

During a trip outside Kagoshima, if I could find unique local seaweed food, I always try it. At the Japanese-style pub in Toyama, I found a food written as "UMISOHMEN (Sea noodle in Japanese)", and believed it must be red algae Nemalion vermiculare.

日本藻類学会第35回大会が富山で開催されました (35th Annual Meeting of Japanese Society of Phyclogy)

日本藻類学会第35回大会が3月26-28日,富山大学で開催されました。震災で開催が危ぶまれましたが,(懇親会等を除いて)予定どおりおこなわれました。海藻研からは5名の院生が発表しました。

The 35th Annual Meeting of Japanese Society of Phyclogy (Toyama 2011) was held at Toyama University from March 26 through 28. Despite the East Japan Earthquake Disaster that was caused two weeks ago, official program of Toyama 2011 was fully conducted except for the Banquet. In Toyama, there was no influence from the earthquake and tsunami disaster.
Five students attended it from Marine Botany Lab.

Mar 25, 2011

鹿児島大学卒業式 (Commencement of Kagoshima University)

鹿児島大学の卒業式が鹿児島県体育館で25日におこなわれました。

The commencement of Kagoshima University was held in Kagoshima City on March 25. Six students of the lab received each academic degree.

卒業・修了された皆さん(一部,県体育館での乾杯後に自宅で就寝中の人を除く)

皆さん,ご卒業おめでとうございます。進路は様々ですが,さらなるご活躍を期待しています。

Mar 23, 2011

長島での藻場調査

3月22,23日の両日,鹿児島県北西部の長島町で藻場調査をおこないました。


諸浦島の調査定点に行くと,沖に見慣れないブイが並んでいました。赤潮対策で設置した沈降式の養殖生け簀のようです。
赤潮発生時には生け簀ごと避難させ,海中に沈めます。この場所は水深40m以上あるはずなので,赤潮発生水深より深いところに避難させることができます。このような施設は鹿児島湾のカンパチ養殖にもあります。

 調査定点では,アントクメの群落を観察しました。

アカモクには春に成熟する個体群と秋成熟型の2型が知られています。八代海には両方が見られますが,この群落は春型です。まだ幼体ですが,5月頃までに4-5mほどになります。

日本藻類学会第35回大会(富山)について(追加情報)

日本藻類学会のHPは国立情報学研究所のサーバーにありますが, 計画停電の影響で休止しています。大会関係の情報は参加者へメールで送信されていますが,一部を抜粋して下記に記します。

(抜粋)

1.プログラム変更のお知らせ:懇親会は中止します。

前回お送りしたメールやHPで,大会は開催する予定であることをお知らせいたしましたが、大震災の被害状況を鑑みて、懇親会(27日)の開催は取り止めます。
なお,他の関連行事は実施を予定しています。

2.大会準備についてのお願い:「富山市コンベンション参加証」と「宿泊ホテル名届出用紙」の提出について

大会実行委員会では,開催準備にあたり、富山市のコンベンション事業補助制度を利用し,財政基盤の充実を図ることにしております。当制度は,県外の大会参加者の延べ宿泊数に応じて,富山市から大会準備委員会に補助金が支給される制度です。

実行委員会が参加者に発行する「富山市コンベンション参加証」を宿泊されるホテルに提出していただくことにより,大会終了後,参加証にもとづいた延べ宿泊数を,ホテル側から富山市に証明していただけるようになっています。 

「富山市コンベンション参加証」と「宿泊ホテル名届出用紙」を御記入の上、「富山市コンベンション参加証」をご宿泊先のホテルへ,また「宿泊ホテル名届出用紙」を大会受付に提出していただきますようお願いいたします。

Mar 21, 2011

トカラ列島の小宝島で調査

 トカラ列島は,屋久島と奄美大島のあいだに点在する小島嶼です。奄美大島の北約90kmに位置する小宝島で調査をおこないました。
小宝島は周囲約4km,人口50人弱の島です。島にはお店や食堂がありません。郵便局や銀行もありません。唯一の交通手段は週2便の村営定期船ですが,鹿児島から約12時間かかります。荒天や津波などいろいろあって,よくやく18日の船に乗船することができました。

 小宝島が見えてきました。ここに来るまで,口之島,中之島,平島,諏訪瀬島,悪石島と寄港してきました。悪石島まで標高の高い島が続きますが,ここで島の光景が変わります。

 隆起サンゴ礁の島ですので,海岸は石灰岩の岩盤です。沖縄や奄美に見られるサンゴ礁リーフの礁池は見られません。

 黒潮のまっただ中にある島で, 抜群の透明度でした。曇天にもかかわらず,はるか遠くの魚まで見えます。K堀君が調査を手伝ってくれましたが,色々なところから出没するウミヘビやウツボにびっくりしていました。

 お花畑のようなサンゴが広がっていました。また,海底から温泉が湧いている場所もありました。

 残念ながら海藻は多くなかったのですが,クロシオユルジギヌ?と思われる群落を見ることができました。
 民宿では岩場で取れた海苔のおひたしがでました。これから同定しますが,ツクシアマノリかマルバアマノリのようです。

 翌日は大時化になってしまいました。凪は一日しかもたず,潜れたのは幸運だったかもしれません。

村営船「フェリーとしま」。この船のおかげで鹿児島に帰れます。前回のトカラ調査は上り便が荒天で欠航になり,中之島で延泊になってしまいました。一週間物資が途絶えることもあるそうです。

調査にご協力くださいました十島村漁業協同組合の皆様,小宝島在住の皆様に御礼申し上げます。

Mar 15, 2011

日本藻類学会第35回大会(富山大学)は予定どおり実施

日本藻類学会事務局から評議員宛に本日連絡があり,日本藻類学会第35回大会は予定どおり富山大学で開催されることになりました。

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に,命を落とされた方々に心より哀悼の意を表します。

一日も早い復興へ向けて,私自身もできるかぎりの貢献をしていきたいと思います。

(地震発生時は東京にいましたが,週末に鹿児島に帰ってきました。 )

Mar 10, 2011

宮崎大学農学部での水産植物学の講義・実習

宮崎大学農学部で水産植物学の講義・実習をおこないました。

講義2日目の午後には青島に行き,潮間帯の平磯で海藻類の帯状分布構造を観察しました。学生の皆さんの多くは,アマノリ類(海苔)が生えているところを初めて見たようで,興味深そうに観察していました。

生のアマノリ(マルバアマノリ)を私がそのまま食べているとかなりびっくりしていましたが(怪訝そうな顔をしていた),今の学生さんはお皿に盛られた食材(あるいはお店で売られた食材)以外を食べる機会が殆どないのかもしれません。


宮崎大学のY田先生には,講義や実習の調整でお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。また,宮崎県水産試験場のA武さんには陸上培養試験をご紹介いただきました。どうもありがとうございました。

Mar 5, 2011

天草での藻場調査


天草下島の某所で藻場調査をおこないました。

長島のすぐ北にある島ですが,温帯性海藻のクロメやジョロモク,ヤナギモクの分布南限にあたります。とてもおだやかな日で,美しい藻場を見ることができました。

Mar 1, 2011

長島での藻場調査

鹿児島県北西部の長島町で藻場調査をおこないました。東シナ海に面した場所4ヶ所でライントランセクト調査をしましたが,場所によって植生が著しく異なるのが印象的です。

藻場の場所では,ホンダワラ類がすでに1m近くになっています。

途中から海況が悪くなり,大慌てで港に帰りました。冬の海は天候がめまぐるしく変化するので要注意です。

長島町役場,北さつま漁協の皆様に御礼申し上げます。