Seaweed Research Journal

Seaweed Research Journal

Mar 31, 2009

シオカワモッカ

藻類学ワークショップも終わり、鹿児島に帰ります。
瀬底からの帰り道、塩川で絶滅危惧種のシオカワモッカを観察しました。塩川は海水がわき出る短い川で、川辺の水深5cm前後の場所に生育していました。アミアオサが繁茂した時期もあったそうですが、私たちが見たときには見あたりませんでした。
このままの環境が保たれることを期待しています。


シオカワモッカ

藻類学ワークショップ in 瀬底実験所

藻類学会の後、琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底実験所で藻類学ワークショップがありました。天候には恵まれませんでしたが、沖縄の藻類に関する意見交換や採集会、懇親会など、とても充実した3日間となりました。

29日の午前は、沖縄の海藻や藻場、微細藻の採取についての話題提供がありました。沖縄の藻類やサンゴに関する話や藻場の現状など、興味深いお話ばかりでした。

午後は備瀬崎に移動し、海藻や微細藻を採集しました。


ちょうど「浜下り」に日にあたり、海岸は大変なにぎわいでした。参加者の皆さんはそれぞれのスタイルで材料を採取していました。私はウエットスーツを着て、シュノーケリングをしました。

微細藻を採取する皆さん

実験所に帰ってからは、皆さん各自の材料を観察し、標本を作製しました。夜は連夜の懇親会でしたが、懇親会の後も作業を続ける方も大勢いました。

参加された皆様、どうもお世話になりました。

Mar 28, 2009

日本藻類学会第33回大会

日本藻類学会第33回大会が3月26-28日の3日間,琉球大学で開催されました。一ヶ月ぶりの沖縄ですが,冬型の気圧配置で肌寒い日が続きました。

ポスター会場の様子

海藻研からはN島くんとS野さんが口頭発表しました。初めての学会発表でやや緊張していましたが,無事発表を終えました。この経験を糧にそれぞれの進路で頑張って下さい。

Mar 25, 2009

卒業式

本日は鹿児島大学の卒業式でした。皆さん,ご卒業おめでとうございます。進学する人,就職する人,進路は様々ですが,実りある一年間になることを祈っています。

明日からは,日本藻類学会第33回大会が琉球大学で開催されます。発表予定の院生の練習も大詰めです。私は編集員会,評議委員会の資料づくりとワークショップの準備で慌ただしい一日でした。

Mar 21, 2009

スイゼンジノリ

スイゼンジノリは環境省レッドリスト絶滅危惧I類に登録されている淡水藻類です。
西日本新聞は3月21日、希少な生育地の一箇所がダム建設よって死滅したと報道しました。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/84475

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article1/20090320/20090320_0001.shtml

スイゼンジノリに関する情報はこちら(藻類講座)
http://www.sourui-koza.com/z_red_data/data_phto_copy/suzenji_nori.html

Mar 17, 2009

アントクメの調査

長島でアントクメの調査をおこないました。
調査結果は発注元から後日正式発表がありますので省略しますが、新芽は数センチ程度に成長していました。前々日までは冬型の気圧配置で調査の実施が危ぶまれましたが、この二日間は高気圧が張り出し、穏やかな海となりました。



ヒビロウド
色々な海藻が見られましたが、ひときわ目を引きました。やわらかい種なので、うねりがあるとピントが合いません。まあまあの写真が撮れました。

調査終了後、別の場所でヨレモクの大群落を教えてもらいました。見渡す限りのヨレモク群落です。県内の東シナ海に面した場所としては有数の規模かもしれません。

Mar 12, 2009

種子島沖でのドレッジ調査



3月11-12日の2日間、種子島西方沖でドレッジ調査をおこないました。春休み中ということもあり、2年生、3年生も調査に参加してくれました。この2日間は天候も回復し、穏やかな海で調査することができました。

この航海は、調査に参加・体験する乗船実習として組んでいます。興味のある学生の皆さんは是非連絡下さい。
山川港で補給する南星丸。今年度もありがとうございました。

Mar 10, 2009

桜島での藻場調査

海藻研OBでN大助教のGレッグ博士が鹿児島に来ました。桜島の藻場で流動の調査です。


水産学部のボート(啓天)で鴨池港から出港です。このボートのおかげで桜島の周辺はどこへでも行けます。


何カ所かで藻場を見てから調査地を決めました。今回は潮間帯下部のヒジキ群落です。


測定装置を海中に沈めて調査中です。午後4時頃までに調査は無事終了しました。今年はGレッグ博士に何回か鹿児島に来てもらうことになりそうです。
操船のTさん、ありがとうございました。

Mar 4, 2009

いちき串木野市での講演

西薩地区の漁業者の会議で講演をしました。この海域で海藻漁業をしている方はいませんが、皆さん藻場の重要性についてよくご存じです。串木野周辺での藻場の分布と現状、課題について紹介しました。お招き下さいました主催者、関係者の皆様に御礼申し上げます。

Mar 3, 2009

ホンダワラ属藻類の分類に関するワークショップ

ホンダワラ属藻類の分類に関するワークショップが3月2日と3日の両日、鹿児島県水産技術開発センターで開催されました。初日は講演が数題あり、翌日は国や県、調査会社の研究者が標本を持ち寄って観察をおこないました。今年は藻場の季節性の変化が話題となりました。


海藻研の学生も傍聴しましたが、現役の研究者との議論はとても勉強になったことと思います。これを糧に修論も頑張って下さい。

Mar 2, 2009

鹿児島県内のオキチモズク生育調査

北海道大学名誉教授のY田先生が鹿児島県にお越しになり、県本土のオキチモズク生育地の現況を調査しました。
Y田先生と4年生のN田君(垂水にて)

続いて鹿屋市某所の生育地に行きました(上)。高密度な群落です。

この場所は湧水が豊富に流入しており、水温が他の場所より高い傾向にあります。このあと曽於市の生育地にも行きました。

翌日は川辺の生育地に行きました。こちらも湧き水のある場所に生育しています。生育状況については別途報告したいと思います。

Mar 1, 2009

日本藻類学会第33回大会のプログラム

今月26日からの日本藻類学会第33回大会のプログラムが2月22日より下記HPで掲載されていますので,ご覧下さい。

http://www.soc.nii.ac.jp/jsp/taikai33/taikai-33.html

藻類学会誌「藻類」も発送作業に入っていますので,すぐにお手元に届くことと思います。

大会参加の皆様,琉球大学でお会いできますことを楽しみにしています。