Seaweed Research Journal

Seaweed Research Journal

Dec 11, 2011

院生のフィリピン研修(その2)

 帰国後の報告ですが,とても有意義なフィリピン訪問だったようです。

Kappaphycus aquaculture
SEAFDECのイガン・マリンステーションでは,キリンサイ類の養殖実験を見学しました。

Dec 10, 2011

奄美のオオイシソウ属


奄美大島の豪雨災害があった場所で,オオイシソウの一種を見つけました。

Dec 9, 2011

ロガー



最近はほぼ毎月奄美大島に来ていますが,なかなか天候に恵まれません。急に冬型の気圧配置になり,島の北岸は大荒れになってしまいました。しかし,手ぶらで帰る訳にいきません。アマモ場に設置した水温ロガーを回収しないとM2のK野君が修論を書けません。アマモ場の砂泥底にロガーを設置するのは大変なことで,設置法は企業秘密ですが,場所を探すのは原始的な「やまだて」です。

Dec 5, 2011

院生がSEAFDEC-AQDとフィリピン大学を訪問


大学院生のK堀君がフィリピンのパナイ島にあるSEAFDEC-AQDとフィリピン大学ビサヤス校を訪問しています。写真はSEAFDECのイガン・マリンステーションです。

Dec 4, 2011

大森海苔のふるさと館を見学 (Omori Nori Museum, Tokyo)

 東京都大田区にある大森海苔のふるさと館を訪問しました。区が設立し,NPO法人が運営する海苔の博物館です。
大森から羽田に至る海岸は,江戸時代から続く海苔の一大産地でしたが,戦後の高度経済成長で水質悪化や埋め立てが続き,昭和30年代後半に海苔養殖業が廃業になってしまいました。博物館は,ここが海苔の一大産地だったことを後世に継承することを目的としており,海苔すき体験等の社会教育活動も積極的におこなわれています。


Omori Nori (Porphyra) Museum, Ohta Ward, Tokyo, is a public museum regarding the historic Nori aquaculture. Omori district, near the Tokyo International Airport, is a major coastal industrial area in Tokyo, however, it was the biggest Nori aquaculture field in Tokyo Bay until 1960s. Due to the expansion of industrial area including the airstrip, Nori aquaculture field was completely buried; and its fishery was closed completely by the end of 1960s.  This museum has been operated by local non-profit organization to exhibit the folklore of Nori fishery for current and future generations.

Nov 27, 2011

山川アマモ場調査

鹿児島県指宿市山川でアマモの調査をおこないました。M2のK野君がこの場所で調査を2年間続けてきましたが,修論としては最後の調査になります。幼体が繁茂し,美しい藻場になっていました。


Nov 24, 2011

佐賀でノリ初入札会 出品1億枚減

西日本新聞は11月24日,佐賀の海苔初入札の出品枚数が昨年より約1億枚少なかったと報道しています。高水温と赤腐れ病が影響したようです。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/274732

Nov 22, 2011

熊本県天草での調査



4年生2名が熊本県天草下島で藻場調査をおこないました。ここにはさまざまホンダワラ類が生育していますが,種類によって季節消長が異なるようです。

Nov 21, 2011

生態系を回復し東北の漁業復興 WWFジャパンが支援プロジェクト (text only in Japanese)

毎日新聞は11月21日,東日本大震災で壊滅的な被害を受けた東北の水産業の復興を目指すため,環境団体「WWFジャパン」が宮城県南三陸町の志津川湾などで支援プロジェクトを始めたと報道しています。

毎日新聞の報道
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111121ddm016040003000c.html 

WWF Japanの活動
http://www.wwf.or.jp/activities/2011/11/1028629.html

Nov 20, 2011

全国アマモサミットが大阪で開催 (Seagrass conference in Osaka)

藻類談話会の翌日,全国アマモサミットが大阪市の海遊館ホールで開催されました。海遊館ホールは,海遊館の出口(ミュージアムショップ)の横にあるホールです。


Seagrass conference of Japan was held in Osaka Aquarium KAIYUKAN today, and MS student, Kawano, attended it as the contributor of poster presentation.

Nov 19, 2011

藻類談話会 (Phycology meeting in Kyoto)

藻類談話会が京都大学で開催されました。藻類談話会は関西地区で毎年秋に開催されている研究会です。モニタリングサイト1000沿岸域調査の活動を講演するために,鹿児島から参加しました。

A meeting of phycology "Sorui-Danwakai" was held at Kyoto University on November 19. I talked the project of "Monitoring site 1000" that is nationwide long-term monitoring for coastal ecosystem.

Nov 18, 2011

大学院連合農学研究科でサテライト講義 (class by broadband transmission)

大学院連合農学研究科で博士課程院生向けに講義をしました。
この講義,気軽に引き受けてしまったものの,よくよく聞いてみれば留学生向けの英語講義を全国17国立大学の連合農学研究科に生中継するという代物でした。英語での講義は修士課程でも受け持っていますが,講義の全国中継は初めての経験です。

教室には大型スクリーンが2つありますが,ひとつは私のスライド,もうひとつには全国の教室が映し出されています。質疑応答も生中継で,質問者の顔も見えます。寝ている人はいませんでしたが,寝ているかどうかもわかる解像度でした。こういう機器が連大にあるんですね。

Today, I had a time to talk at the class of United Graduate School of Agriculture, Kagoshima University. Although I am working at Fisheries department, I am also faculty member of United Graduate School of Agriculture. Actually,  organization or affiliation of Japanese university is quite complicated.

Nov 17, 2011

園山池の調査 (Survey at Sonoyama-ike, Kagoshima)


鹿児島市の桜島にある園山池は,海から隔離された海水の池です(海跡湖)。海水は溶岩の間隙を通して交換されるようで,干満も見られます。

Sonoyama-ike is a lagoon in Sakurajima (active volcano) that was separated from the shore by the expansion of lava more than hundred years ago. It is filled with the brackish water coming from outside shore by way of the gaps of lava rocks. There is tidal changes.

Nov 16, 2011

鹿児島県水産技術開発センター (Kagoshima Prefecture Fisheries Technology and Development Center )

今週は,国立K学博物館のK山研究主幹が鹿児島大学と鹿児島県水産技術開発センターを訪問されています。

A phycologist, Dr K of National Museum of Nature and Science, Tokyo, is visiting our lab this week. I took him to Kagoshima Prefecture Fisheries Technology and Development Center (KPFTDC) today.

周防灘のニホンアワサンゴ (Alveopora japoni in Yamaguchi)

中国新聞は11月15日,山口県の周防大島でニホンアワサンゴの群生地が新たに確認されたと報道しています。

Chugoku-Shimbun (newspaper, Hiroshima City) reported that a community of Alveopora japoni was newly confirmed from Suoh-Oshima, Yamaguchi Prefecture (Nov15).

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111050034.html

Nov 15, 2011

熊本県立大学での海藻学の講義 (A Marine Botany class at Prefectural University of Kumamoto)

熊本県立大学環境共生学部で海藻学を講義していますが,構内の銀杏も少しずつ色づいてきました。


Nov 13, 2011

かごしま食と健康フォーラムで褐藻バイオマス資源の講演 (text only in Jp)

「かごしま食と健康フォーラム」と題したシンポジウムが12月7日に鹿児島県歴史資料センター黎明館で開催されます。入場無料です。

北海道大学大学院水産科学研究院教授の宮下和夫先生による「バイオマス資源としての褐藻の魅力」と題した講演があります。

Nov 12, 2011

鹿児島県長島町でヒジキ養殖のシンポジウム (Hijiki-Aquaculture Symposium)

鹿児島県北西部の長島町でヒジキの養殖に関するシンポジウムがありました。
長島町は水産業が盛んな町で,ブリ養殖が有名です。また,ヒトエグサの養殖やヒジキ,トサカノリ漁業など,海藻類も主要な水産業となっています。隔年で開催している第9回水産振興シンポジウムでは,ヒジキ養殖に関する現状と課題,長島町での展望について講演がありました。


A symposium entitled "the current status and prospect of HIJIKI (Sargassum fusiforme) aquaculture" was held yesterday in Nagashima Town of Kagoshima Prefecture. Nagashima Town is known as one of the famous aquaculture field (i.e. yellowtail aquaculture) in Kagoshima Prefecture.

鹿児島県長島町の「いぎりす(イギリス)」料理 (Local seaweed dish in Nagashima Town, Kagoshima)

長島町水産振興シンポジウムの懇親会で,当地の郷土料理である「イギリス(いぎりす)」料理をいただきました。町役場のY課長が特別にお願いして下さった一品ですが,懇親会場の厨房の方は「お葬式のときに食べるあれ?」といった様子だったそうです(笑)。

鹿児島県長島町の「いぎりす(イギリス)料理」
After the symposium of the Hijiki-Aquaculture in Nagashima Town, Kasgoshima Prefecture, I had a chance to eat a local seaweed dish that was made from Hypnea (red algae).

Nov 3, 2011

奄美大島での調査と講演(2週目)

先週に引き続き,奄美大島で調査と講義をしました。


奄美大島最南端に近いヤドリ浜と清水(せいすい)では,リュウキュウスガモやボウバアマモの生育調査を行いました。奄美大島北部では,笠利町のアマモ場周辺で水中光量を測定しました。

Oct 28, 2011

奄美大島での調査と講演(1週目)

奄美大島で調査と講演をしました。


昨年からの豪雨災害の影響を調べるためにオキチモズクの群落を追跡調査しています。まだ写真を撮れる大きさではありませんが,幼体を確認しました。
調査地は2ヶ所あり,ひとつは湧水地,もうひとつはふつうの河川です。前者の方は湧水起源ということで濁流の影響をあまり受けず,以前と変わらない状況です。

ウニの食害から藻場を守る活動

日テレNEWS24は10月27日,山口県での藻場保全活動の様子を報道しています。

http://news24.jp/nnn/news8701427.html

Oct 21, 2011

鹿屋市漁協での講演 (Speech at the Kanoya Fishermen's Union)

鹿屋市漁協では,アマモ会という組織が長年にわたってアマモ場の保全活動に取り組んでいます。

Oct 20, 2011

漁業の復興へ 支援マップ 東北沿岸部で藻場調査開始

中日新聞は19日,財団法人環日本海環境協力センター(富山市)が宮城県志津川でおこなっている調査の様子を報道しています。

岩手県のタチアマモ

岩手日報は19日,岩手県での環境省モニタリングサイト沿岸域調査の様子を報道しています。津波でタチアマモなどが大きなダメージを受けましたが,新芽が芽生えているようです。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111019_7

Oct 19, 2011

海藻由来のテルペン類がサンゴに与える影響に関する論文

Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS)の最新号に,「海藻から出るテルペン類がサンゴに与える影響」に関する論文が掲載されています。

Macroalgal terpenes function as allelopathic agents against reef corals PNAS 2011 108 (43) 17726-17731; published ahead of print October 17, 2011, doi:10.1073/pnas.1108628108

Oct 15, 2011

海苔の種付けが解禁

昨日,有明海でノリの種付けが解禁されました。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/268445

Oct 5, 2011

兵庫県での海苔の種付け

兵庫県明石市で海苔の種付けが最盛期を迎えています。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004523841.shtml

Oct 4, 2011

新幹線通勤での講義

熊本県立大学環境共生学部での海藻学の講義が始まりました。

 九州新幹線が全通し,約50分の新幹線通勤です。新しくできた熊本駅の新幹線ホームはきれいですね。
ここからは豊肥本線に乗り換え,水前寺でバスに乗り換えます。

Oct 2, 2011

モニ1000の速報更新

モニタリングサイト1000沿岸域調査のHPで,磯調査とアマモ場調査の速報が更新されています。

http://www.biodic.go.jp/moni1000/findings/newsflash/index.html

Oct 1, 2011

日本水産学会秋季大会で学生が発表 (Autumn meeting of Fisheries Society of Japan in Nagasaki University)

今週は,日本水産学会秋季大会が長崎大学で開催されました。海藻研からは,M2のK野君とM1のK堀君が参加しました。

Autumn meeting of fisheries society of Japan was held this week at Nagasaki University, Nagasaki Prefecture. Two MS students of my lab attended it to talk their research. We drove a car to go to Kumamoto, and took a ferryboat from Kumamoto to Shimabara, because I wanted to see Porphyra aquaculture field (above photo).
Next meeting will be held next March in Tokyo. Next "Autumn" meeting will be in Shimonoseki of Yamaguchi Prefecture.

Sep 30, 2011

南三陸町自然活用センターに関する報道

河北新報は30日、震災で被害を受けた南三陸町自然活用センターの被害と再建に関する記事を特集として報道しています。

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1086/20110930_01.htm

Sep 27, 2011

鳥羽の海藻

毎日新聞は9月27日、三重県の鳥羽市水産研究所が「鳥羽の海藻」と題した報告書を出版し、約70種の海藻を確認したと報道しています。

http://mainichi.jp/area/mie/news/20110927ddlk24040231000c.html

Sep 22, 2011

かごしま水族館の見学

博物館資料論の一環で,かごしま水族館を見学しました。



Sep 21, 2011

神戸大でのWS

神戸大学内海域環境教育研究センターで「Calcareous Macroalgae Workshop: Genetic diversity and their vulnerability to global climate change」と題した国際ワークショップがありました。私は特に炭酸カルシウムを沈着させる藻類に特化した研究をしている訳ではありませんが,ここ数年PAMを使った藻類の光合成活性に関することをしているので,主催者のK井先生がお招きくださいました。


Sep 20, 2011

アマモの種

アマモの保全活動は各地でおこなわれていますが,種の写真がネット上であまり見られないので,ここに掲載しておきます。昨日の種まき作業で二粒もらいました。

Sep 18, 2011

小学生がアマモの種まき




藻類研究のためのR勉強会



近年、「R」を使った統計解析と作図 (線形・非線形モデル、古典的統計検定、時系列解析、判別分析、クラスタリング、その他) が多くの研究者によっておこなわれています。


Sep 15, 2011

アサクサノリのコンコセリスと藻場造成

今週はベトナム人の研究者2名が実験と研修にきています。

ニャチャン市の研究所から来ているチェットさんは、鹿児島県水産技術開発センターと財団法人鹿児島県豊かな海づくり協会を訪問し、有用海藻の培養試験を見学しました。



Sep 6, 2011

水中光量の測定

晴れた日のお昼時、M2のK野君が水中光量子センサーを持って潜りました。水深ごとの光量を測定し、光の消散係数を算出します。



Sep 2, 2011

高校生が愛媛県の郷土料理「いぎす豆腐」作りを体験

愛媛大学のHPに「高校生が愛媛県の郷土料理「いぎす豆腐」作りを体験」と題した記事が掲載されています。

愛媛大学
http://www.ehime-u.ac.jp/news_topics/detail.html?new_rec=8616

いぎす豆腐の作り方については下記のHPも参照可能です。

Sep 1, 2011

「海洋と生物」で藻場のモニタリング特集 (Latest issue of AQUABIOLOGY features seaweed/seagrass community)


「藻場のモニタリング」の特集が「海洋と生物」誌(生物研究社)の最新号(8月刊)に掲載されています。私は藻場のモニタリングに関する現状と課題について総説しました。
AQUABIOLOGY is bimonthly journal for Japanese professional / amateur naturalist. Latest issue (#195) features the long term survey of seaweed / seagrass community in Japan.

大学生協や大型書店で購入できます。詳細については下記HPを参照下さい。

生物研究社
http://aquabiology.blog93.fc2.com/

目次
Contents
Text was written in Japanese with English summary.

九州発食べる地魚図鑑 (A book of edible fish and sellfish in Kyushu)

「九州発 食べる地魚図鑑」と題した本が南方新社(鹿児島市)から出版されました。
魚やウニ,甲殻類,エビカニ,頭足類が中心ですが,ヒジキやヒトエグサ,ワカメ,テングサ類の項もあります。海藻の部分の写真を提供しました。

Dr J. Ohtomi, a professor of Kagoshima University, recently published his new book entitled as "Edible Fish and Shellfish in Kyushu".
I provided some pictures of seaweed and seaweed cooking to him.

EDIBLE FISH AND SHELLFISH IN KYUSHU, JAPAN
Author: Jun OHTOMI
ISBN-13: 978-4861242250
Punlisher: Nanpou-Shinsha, Kagoshima
Language: Japanese
Price: JPY 3,990

大富 潤 著(鹿児島大学教授)
九州発 食べる地魚図鑑
南方新社

Aug 31, 2011

全国アマモサミット2011のHP (Seagrass Summit 2011)

全国アマモサミット2011のweb siteが開設されています。
The website of "Seagrass Summit 2011" is now open at the following site.

http://www6.ocn.ne.jp/~a-summit/index.html

開催日:2011年11月20日(日)
開催地:海遊館ホール(大阪市)
Date: Nov 20, 2011
Place: Kaiyukan-Hall, Osaka City

昨年は鹿児島で開催しました。
Last time meeting was held in Kagoshima......almost one year ago.

Aug 27, 2011

天草下島での調査 (Field survey in Amakusa)

4年生のKすのき君とM2のS木君が熊本県の天草下島で藻場調査をおこないました。
Two students were doing fieldwork for the entire day in Amakusa-Shimojima, an Island of Kumamoto Prefecture.
鹿児島県長島から天草下島(牛深)を望む
Amakusa-Shimojia (from Nagashima)

Aug 26, 2011

大学院入試 (Entrance exam for the graduate school)

鹿児島大学大学院水産学研究科(修士課程)の大学院入試が本日ありました。受験生の皆さん,おつかれさまでした。

The entrance exams for the graduate school was held today. Written exam in the morning and an oral exam in the afternoon.

すでに研究室の皆さんには伝えていますが,来年度からの2年間は一年の半分をアフリカですごすことになりそうです。大学院を希望する皆さんは,客観的な思考力と自ら研究を進めていく自主性がより強く求められます。

Aug 23, 2011

自由研究が縁でフジマリモを50年間培養 (Aegagropila linnaei var. yamanakaensis)

朝日新聞は8月23日,自由研究で始めたフジマリモの培養を50年間続けている会社員の方を紹介しています。フジマリモは山中湖などに生育する淡水藻で,絶滅危惧種です。県の天然記念物に指定される前から培養を始め,株を50年間継代培養しているとのことです。


http://www.asahi.com/science/update/0823/TKY201108230272.html



Aug 21, 2011

スミレモ (Trentepohlia aurea)

スミレモ属Trentepohliaが密生している場所があると教えてもらいました。室蘭臨海実験所から市街地に向かう途中です。
絶句・・・・これはすごいですね。

Trentepohlia aurea
On the way to the station, Dr Taizo stopped his car and showed us an interesting aerial algal community. It was the interesting Trentepohlia aurea community.
It was the walking distance from the lab. I would recommend this place to everyone who will visit the Muroran Marine Lab of Hokkaido University.

北大室蘭臨海実験所(旧・理学部附属海藻研究施設)で調査 (Survey at the Muroran Marine Station of Hokkaido University)

北海道大学北方生物圏フィールド科学研究センター室蘭臨海実験所(旧・北海道大学理学部附属海藻研究施設)を訪問しました。昨年から始まった長期観測調査です。
This week, I had visited to the Muroran Marine-Station of Hokkaido University to do the field survey. It was a part of the national long-term survey project.

Aug 20, 2011

津波によるアマモの影響

河北新報(仙台市)は8月20日,津波によるアマモの影響と再生の重要性を社説で論評しています。東北水研の調査結果を基にしています。

河北新報の社説
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2011/08/20110820s01.htm

Aug 15, 2011

ホンダワラ属藻類の生殖器床と幼胚 (Receptacle and embryo of Sargassum)

ホンダワラ属藻類は生殖器床に雌雄の生殖器巣が形成され,精子と卵がつくられます。卵は生殖器床の表面に付着し,受精します。受精後もすぐに放出されず,細胞分裂をおこない,幼胚となります。卵は多核なので,核が複数見えます。
In the maturation period of Sargassum species (Fucales), they produce male and female receptacles with sperms and multinucleate eggs. After fertilization, eggs germinate to form the embryo on the surface of female receptacle.

コナフキモクの生殖器床と卵
The female receptacle of Sargassum glaucescens
表面にびっしりついているのが卵です。この状態を抱卵と呼びます。
We can see numerous eggs on the surface.

海中に放出される瞬間の幼胚(すでに仮根が見える)
Release of embryo
幼胚は海中に放出されます。

環境生態系保全活動支援事業などで藻場造成が積極的におこなわれていますが,「種」を見たことがないというご意見が多かったので,掲載しました。

Aug 14, 2011

オキチモズクの糸状体 Sporelings of Nemalionopsis tortusa

今年は淡水紅藻オキチモズクの生育状況と光合成,培養を4年生のF本さんが研究しています。

Aug 10, 2011

イカの旅立ち

K堀君が薩摩半島某所で藻場調査をおこないました。
(今年の研究室はKで始まる人が多いですね。K森,K山,K村K太朗,K村Y明,K堀,K野,Kすのき)

Aug 6, 2011

オープンキャンパス

鹿児島大学水産学部のオープンキャンパスがありました。

http://www.fish.kagoshima-u.ac.jp/fish/opencampus/110809news.html

Aug 5, 2011

ハナヤナギの調査 (Chondria armata)

少し前ですが,K山君とK森さんがハナヤナギとオゴノリ類の生育調査をおこないました。
A couple weeks ago, two students carried out the field survey to collect some samples of Chondria and Gracilaria in Satsuma Peninsula.

Aug 2, 2011

植物の新種記載:ラテン語の記載文なしでもok

各種の報道によると,18th International Botanical Congress in Melbourneで検討されていた植物命名規約の改訂作業の結果,英語での記載文も新種として認められることになったそうです。紙媒体に限られてきた新種記載の論文も,電子媒体も認められるようになりました。来年からだそうです。
植物分類学ではラテン語での新種記載が必須事項でしたが,これからは英文の記載でも正式な発表として認められるのですね。これは大きな変化です。

http://www.theage.com.au/national/botanists-turn-over-a-new-leaf-to-name-plants-in-english-20110726-1hym5.html

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2011-07/pp-ep072711.php

朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/science/update/0730/TKY201107300546.html

Jul 26, 2011

モニタリングサイト1000に今年の藻場調査速報が掲載 (Annual result of long-term survey)

環境省モニタリングサイト1000のサイトに今年の藻場,アマモ場調査の速報が掲載されています。

http://www.biodic.go.jp/moni1000/index.html

Characteristics of four sites of seaweed community structures have been reported on the website of Japanese Ministry of Environment. This is a part of long-term survey to elucidate the influence of climate changes.

Jul 17, 2011

長崎丸の西表島,石垣島調査航海に参加

もう半月前になりますが,学生2名が長崎丸(長崎大学)に乗船し,西表島,石垣島で調査をおこないました。長崎大のグレッグ博士との共同研究です。


昨年も参加したK堀君。船内でDiving-PAMの操作法を確認しています。

Jul 16, 2011

第4回海洋立国推進功労者表彰

経済産業省は7月15日,「第4回海洋立国推進功労者表彰」の受賞者を公表しました。
著名な海藻研究者である南三陸町自然活用センターの横濱先生(日本藻類学会会員)が表彰されました。

経済産業省
http://www.meti.go.jp/press/2011/07/20110715002/20110715002.html

功績事項(発表資料より)
【海藻おしばを用いた自然環境教育活動】
海藻学の専門家として環境省自然環境保全基礎調査、環境影響評価技術検討会に積極的に関与。また、自然観察会等、地域に根ざした環境教育を精力的に推進。特に学術的にしか用いられなかった海藻さく葉標本作製を「海藻おしば」に変えたことは社会的な貢献として特筆される。

佐多岬で調査

鹿児島県大隅地域振興局の方と佐多で調査をおこないました。珍しい種類が見られたとのことで,台風でなくなる前に急遽確認に行きました。

Cape Sata 佐多岬

Jul 12, 2011

ヒジキの付着器と新芽

大隅半島南西部の錦江町で藻場調査をおこないました。

ヒジキは茎状部より上がすでに枯死流失していますが,繊維状根(付着器)が残存しています。すでに,来年伸びる新芽も形成されていました。


近年は,夏季に繊維状根が残存できない群落も局所的に見られます。そのような群落は幼胚からの新規加入群で群落が再生産されますが,多年生の群落と比べると不安定です。

Jul 7, 2011

薩摩半島某所でオキチモズクを調査

 薩摩半島の某所でオキチモズクの調査をおこないました。環境省レッドリストに掲載されている淡水紅藻です。

 オキチモズクは湧き水のある場所によく見られます。


数はかなり減っていましたが,ありました。

持ち帰って単胞子を放出誘導させます。異なる温度条件で培養し,初期発生を観察する予定です。

Jul 4, 2011

馬毛島沖での調査

 先月に引き続き,馬毛島沖で漸深帯の海藻を調査しました。今回は,光量子計を使って山川沖,佐多沖,馬毛島沖の光環境も測定しました。
学生の皆さんが見つめる先には馬毛島があります。最近,なにかと報道されることの多い島です。

採泥も予定どおり実施できました。

Jun 30, 2011

トサカノリのスポアバック

近年,地域住民による藻場再生への取り組みが各地でおこなわれています。漁業者がトサカノリのスポアバックを設置したときき,調査の合間に見てみました。


今年はトサカノリが不漁ですが,来年は一面のトサカノリ群落になることを期待しています。

Jun 25, 2011

西表島,石垣島での調査 (Field survey in Iriomote and Ishigaki Islands)

海藻研の院生2名が西表島と石垣島で調査をおこないました。今週は,別の2名が長崎大学の練習船に乗船し,西表島の別の場所で調査をおこなっています。

Two MS students carried out their field survey in Iriomote-jima and Ishigaki-jima, Okinawa Prefecture. They focused on to collect the samples of Gracilaria and related species. 

Jun 17, 2011

震災で被災した8万点の海藻標本に関する報道 (Seaweed specimens hard hit by Tsunami)

毎日新聞は17日,東日本大震災で被災した岩手県山田町の海藻標本について報道しています。

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110617dde041040034000c.html


神戸大の調査に参加


神戸大が実施した兵庫県某所の調査に参加しました。毎年来ていますが、今年はとても穏やかな天候でした。黒く見えるのは全て藻場です。
この調査は神戸大、 三重大、水産大、鹿大(年によっては海洋大や水研も)の研究者が参加する大規模な調査で、他大学の先生方とお話しすることができるのも楽しみのひとつです。


Jun 10, 2011

馬毛島沖での調査航海 (Research voyage at the offshore of Mageshima Island)

海藻研の4年生が馬毛島沖で漸深帯(水深30-50m)に生育する海藻類の調査をおこないました。鹿児島大学水産学部附属練習船南星丸の調査航海です。

Four BS students, Marine Botany Lab.,  carried out their survey at offshore of Mageshima Island by TS Nanseimaru of Kagoshima University. They collected the samples form more than 30 m in deep.

Jun 6, 2011

天皇皇后両陛下がアマモの育成状況を視察 (The emperor of Japan, H.I.M. Akihito, visits Seagrass Culture)

報道各社は6月6日,天皇皇后両陛下が神奈川県水産技術センターを訪問され,アマモの育成技術等について視察されたと報道します。

朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0606/TKY201106060399.html
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110606-OYT1T00956.htm


Jun 5, 2011

中海のオゴノリを有効利用 (Utilization of Gracilarioids in Nakaumi)

中国新聞は6月5日,中海に繁茂するオゴノリ類を肥料に活用する取り組みについて報道しています。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106050035.html

Chugoku Shinbun (Newspaper), Hiroshima, reported that a company that was recently established is trying to make a manure from Gracilarioids. These seaweeds can be seen around the coastal area of Nakaumi, Shimane Prefecture, however, nobody used it.

Jun 2, 2011

熊本県天草で藻場調査 (Survey at Amakusa, Kumamoto)

4年生のKすのき君とT屋君が熊本県天草下島で藻場調査をおこないました。

Two BS students were doing fieldwork for the entire day in Amakusa, Kumamoto Prefecture. This seaweed community is known as the southernmost distributional limit for some Sargassum and Myagropsis.

May 31, 2011

ワカメを探す旅2

4年生のK山君が鹿児島市の桜島でワカメの生育状況を調査しました。


鹿児島湾口部のワカメはすでに枯れていますが,ここではまだ繁茂していました。同じ湾でも生育期が若干ずれているのかもしれません。

May 25, 2011

アントクメとトサカノリの関係 (Eckloniopsis and Meristotheca)

鹿児島県北西部の長島町で調査をおこないました。
Two students carried out their field survey in Nagashima Island, that is located northwestern part of Kagoshima.


May 23, 2011

かごしま環境未来館で海藻観察会と押し葉作成会 (Seaweed-Watching Event by Kagoshima Museum of Environment)

かごしま環境未来館は、環境意識の高揚、環境保全活動の意欲の増進などを図るため、参加・体験型の環境学習や活動をおこなう鹿児島市の施設です。海藻研はかごしま環境未来館の活動に毎年協力しています。今年も,桜島での海藻観察会と押し葉の作成会をおこないました。


We had a seaweed-watching event for the public at Sakurajima Coast on May 15 as the official event of Kagoshima Museum of Environment. More than 15 people including children attended.


May 21, 2011

分布最南端のワカメを探す旅 (Natural distributional limit of Undaria pinnatifida)

 ワカメは元々東アジアの固有種で,日本における自然分布の南限は鹿児島県です。近年は,南半球や大西洋で外来種の問題を引き起こしています。
今回,学生が自然分布の南限の現況について調査しました。最も南のワカメを探す旅です。

Undaria pinnatifida, Wakame in Japanese, is known as the East Asian endemic species, and its southernmost natural distributional limit is reported to be Kagoshima. Recently, it is also known as the invaded species in some foreign countries, such as USA, Mexico, Australia and Europe.
This year, students of Marine Botany Lab have started the field survey to confirm the current exact southernmost distributional limit of this species.


May 19, 2011

南さつま市のオキチモズク  (Nemalionopsis tortuosa in Kagoshima)

薩摩半島南部の南さつま市で,オキチモズクの生育調査をおこないました。
オキチモズクは環境省レッドリストに掲載されている絶滅危惧種で,水のきれいな用水路などに生育します。生育地は全国でも十数カ所程度です。

Field survey of Nemalionopsis tortuosa has started in Kagoshima Prefecture. As the first step, we visited Kawanabe Town of Satsuma Peninsula. This species can be found in the clean creek at the country side, and is recorded as an endangered species by Japanese Ministry of Environment.


Link: Algaebase
http://www.algaebase.org/search/species/detail/?species_id=52786


海藻ではなく,淡水藻を研究することになったF本さん。用水路をひたすら歩きます。次は麦わら帽と日焼け止めが必要ですね。
Although she is a member of "Marine" Botany Lab, she chose freshwater algae for her BS thesis material. She walked a long distance along the creek.

May 18, 2011

大分県のクロメ (Edible "gooey" seaweed, Ecklonia kurome)

先日,民放の放送番組で函館のガゴメと大分県のクロメが 紹介されていました。
学生の皆さんには講義で放送のことを簡単に触れましたが,大分県のクロメの写真を掲載しておきます。2008年に佐伯市で調査した際の写真です。

Last week, a popular TV show of Japan introduced two edible "gooey (or sticky)" seaweeds. One of them was Ecklonia kurome from Oita Prefecture, Kyushu I.
大分県佐伯市のクロメ群落 (Ecklonia kurome in Saeki City, Oita Prefecture)
クロメは本州中南部,九州,四国に生育します。「海中林」と呼ばれる藻場を形成する海藻の一種です。
Ecklonia kurome is distributed in Kyushu, Shikoku. and southern part of Honshu Is, and composes kelp forest in this region.