Jul 12, 2011

ヒジキの付着器と新芽

大隅半島南西部の錦江町で藻場調査をおこないました。

ヒジキは茎状部より上がすでに枯死流失していますが,繊維状根(付着器)が残存しています。すでに,来年伸びる新芽も形成されていました。


近年は,夏季に繊維状根が残存できない群落も局所的に見られます。そのような群落は幼胚からの新規加入群で群落が再生産されますが,多年生の群落と比べると不安定です。