Nov 3, 2011

奄美大島での調査と講演(2週目)

先週に引き続き,奄美大島で調査と講義をしました。


奄美大島最南端に近いヤドリ浜と清水(せいすい)では,リュウキュウスガモやボウバアマモの生育調査を行いました。奄美大島北部では,笠利町のアマモ場周辺で水中光量を測定しました。



奄美市名瀬にある県立大島高校では,先週に引き続き「奄美の海の森から環境を考える」と題した講義をしました。大島高校は奄美群島随一の進学校で,毎年国公立大学や有名私学に進学しています。皆さん熱心に講義を聞いていました。

奄美大島は昨年来,ゲリラ的に発生する集中豪雨の被害にあっています。 今も復旧工事が続いていますが,滞在中にも時間雨量100mmを超える雨がありました。100mmの雨は,傘を差していても地面からの跳ね返りで足下がすぐにずぶ濡れになってしまいますね。名瀬から南部に通じる国道も通行止めになり,豪雨のすごさを体感しました。