Sep 21, 2011

神戸大でのWS

神戸大学内海域環境教育研究センターで「Calcareous Macroalgae Workshop: Genetic diversity and their vulnerability to global climate change」と題した国際ワークショップがありました。私は特に炭酸カルシウムを沈着させる藻類に特化した研究をしている訳ではありませんが,ここ数年PAMを使った藻類の光合成活性に関することをしているので,主催者のK井先生がお招きくださいました。




初日は各参加者の講演と質疑応答があり,二日目はパルス変調クロロフィル蛍光法や酸素センサーを使った模擬実験をおこないました。

ジョンさんが用意したAquation社の機器類はとても興味深いものがありました。論文を読むと,水深200mの石灰藻のYieldを生育水深で24時間モニタリングしています。
http://aquation.com.au/ 

K井先生が紹介された酸素センサーは,反応容器内にセンサーを入れずに溶存酸素濃度をモニタリングできます。外側においたセンサーで測定できるそうで,無菌株や何らかの事情で外部に出せない株などの実験によいと思いました。 


お招き下さいましたK井先生と参加者の皆様に御礼申し上げます。