Seaweed Research Journal

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Aug 15, 2011

ホンダワラ属藻類の生殖器床と幼胚 (Receptacle and embryo of Sargassum)

ホンダワラ属藻類は生殖器床に雌雄の生殖器巣が形成され,精子と卵がつくられます。卵は生殖器床の表面に付着し,受精します。受精後もすぐに放出されず,細胞分裂をおこない,幼胚となります。卵は多核なので,核が複数見えます。
In the maturation period of Sargassum species (Fucales), they produce male and female receptacles with sperms and multinucleate eggs. After fertilization, eggs germinate to form the embryo on the surface of female receptacle.

コナフキモクの生殖器床と卵
The female receptacle of Sargassum glaucescens
表面にびっしりついているのが卵です。この状態を抱卵と呼びます。
We can see numerous eggs on the surface.

海中に放出される瞬間の幼胚(すでに仮根が見える)
Release of embryo
幼胚は海中に放出されます。

環境生態系保全活動支援事業などで藻場造成が積極的におこなわれていますが,「種」を見たことがないというご意見が多かったので,掲載しました。