第9回国際藻類学会議(9th International Phycological Congress)が8月2日から8日まで、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました。私は大会実行委員として大ホールの会場責任者を担当しました。開会式や閉会式、毎朝のプレナリー講演で使用する最も大きなホールです。舞台袖で照明やPCの切り替えを指示しました。
オープニングセレモニー 藻類研究者3名による歓迎演奏会
M先生(K知大)、T中次郎先生(T京海洋大)、M園生先生(Y梨大)のアンサンブルによる、すばらしい演奏でした。2年ほど前にK大のK井先生からお伺いしていたアイデアでしたが、こうやって現実のものとなりました。有言実行のK井先生です。
ウエルカムパーティの様子
久しぶりにお会いした方もいて、とても楽しいひとときでした。
ミニシンポジウムの様子 レベルの高い発表が続きました。
3日目はミッドコングレスツアーとして、千葉県勝浦ツアー、霞ヶ浦ツアー、富士山ツアー、鎌倉七里ヶ浜ツアー、東京ツアーがおこなわれました。私はK立科学博物館のK山博士が企画した鎌倉七里ヶ浜ツアーに参加です。
なんという偶然でしょう、ここでシルバ先生と同じバスになりました。ハワイでお会いして以来ですが、なんと(私が山本先生の弟子であることも含めて)覚えていて下さいました。感無量です。90歳を超えておられると思いますが、とてもお元気でした。
七里ヶ浜で打ち上がった海藻を採集しました。波の高い日でしたが、アラメなどが打ち上がっていました。参加者の中には泳ぐ方もいました。
理科実験室で標本を作製する藻類研究者の皆さん
採集した材料は七里ヶ浜高校で押し葉にしました。ここは藻類研究者でO笠原村議会議員のI木君の母校ですが、彼が聞いたら驚くに違いありませんね。
最終日のバンケットの様子
バンケットは京王プラザホテルでおこなわれました。バンケット会場に入りきれず、スタッフや一部の日本人参加者は別室(小部屋)でパーティです。とてもなごやかな雰囲気で、楽しいひとときでした。大スクリーンには司会のK谷先生(F県立大)が映っています。
最終日の表彰式には賞品伝達者として急遽壇上に登壇するハプニング(笑)もありましたが、大ホール責任者としての役目も無事果たすことができました。
大会全体を通してトラブルもなく、大成功だったと思います。次のIPCはフロリダで開催されます。家族を連れて行って、家族はディズニーワールドで一週間といきたいですね。