瀬底からの帰り道、塩川で絶滅危惧種のシオカワモッカを観察しました。塩川は海水がわき出る短い川で、川辺の水深5cm前後の場所に生育していました。アミアオサが繁茂した時期もあったそうですが、私たちが見たときには見あたりませんでした。
このままの環境が保たれることを期待しています。

シオカワモッカ
Introducing the topics of Japanese seaweed including research and educational activities, from the Marine Botany Lab, Department of Fisheries, Kagoshima University. www.phycollab.org/ 鹿児島大学水圏植物学研究室の調査研究を中心に、海藻・藻場関係の情報を発信しています。海産植物の自然史や藻場の保全、増養殖,食文化に関心のある方はどうぞ。

ポスター会場の様子
調査終了後、別の場所でヨレモクの大群落を教えてもらいました。見渡す限りのヨレモク群落です。県内の東シナ海に面した場所としては有数の規模かもしれません。





お招き下さいました主催者、関係者の皆様に御礼申し上げます。
海藻研の学生も傍聴しましたが、現役の研究者との議論はとても勉強になったことと思います。これを糧に修論も頑張って下さい。
Y田先生と4年生のN田君(垂水にて)
続いて鹿屋市某所の生育地に行きました(上)。高密度な群落です。
この場所は湧水が豊富に流入しており、水温が他の場所より高い傾向にあります。このあと曽於市の生育地にも行きました。
翌日は川辺の生育地に行きました。こちらも湧き水のある場所に生育しています。生育状況については別途報告したいと思います。