漁業者や地域の方々が主体となって、藻場や干潟の保全・再生に取り組む事業が鹿児島県で始まりました。本事業を円滑に実施するため、藻場の現状や手法を学ぶ講習会が鹿児島県水産技術開発センターで開催されました。この事業はは鹿児島県だけでなく、全国各地でこれからおこなわれると聞いています。
参加されたのは漁業者や漁協、NPO法人、市町村の担当者の方々です。私は講師の1人として参加しました。初日は現状紹介や講義中心のプログラムでした。
2日目は藻場や干潟の面積を測る実習をしました。GPSを使って任意の場所の緯度経度を測定し、PCルームに戻ります。
データをカシミールに入れこんで、地図上にマッピングします。最後に面積を算出して・・・これ、我々が調査で使っている方法そのままじゃないですか!!!
N島さんを中心とする講師陣の説明がよかったのと、参加者の方々の積極性に脱帽しました。
私は九州南部の藻場のことを簡単にお話しました。参加者の皆さん、どうもお世話になりました。