日本学術振興会ひらめきときめきサイエンスKAKENHIに採択されたプログラム「発見!体感!本物の海藻を見てさわって食べて「海の森図鑑」をつくろう」の1日目を実施しました。昨年に続いて2回目の開催です。30名の児童が参加しました。
最初に,プログラムの全体を説明しました。写真は,昨年の参加者が作成した「海の森図鑑」を紹介しているところです。
これは自分で海藻押し葉をつくり,最終日に図鑑にして持ち帰ります。本物の海藻を使った世界で自分だけの(自分でつくった)図鑑です。
続いて,「食べられる海藻を探そう」と題した観察をしました。たくさんの海藻の中からアサクサノリやワカメなどを探して形態を観察します(写真はアサクサノリ)。
お店で販売されているフルーツゼリーの多くは海藻(寒天,カラギーナン)から造られています。ふだん食べている食べ物が海藻からできていることを理解するために, 自分たちでテングサを煮溶かして寒天を抽出し,海藻ゼリーをつくりました。味付けして型に流し込んでいるところです。
午後は海藻押し葉を作成しました。
用意した海藻は九州南部から採取した海藻・海草約40種。各30人分。
最後に,冷蔵庫で冷やした(自分でつくった)海藻ゼリーをおやつで試食しました。ホントに海藻からできているんですね。
来週は,乾燥させた海藻押し葉を台紙にはって「海の森図鑑」をつくります。