Seaweed Research Journal

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Nov 3, 2015

シンポジウム「島の魚と私たちのこれから」のご案内


鹿児島大学で下記のシンポジウムを開催しますので,ご案内します。当研究室の寺田が企画しています。

「島の魚と私たちのこれから」
鹿児島県島嶼域における魚類の多様性と持続的な利用へ向けた取り組み

鹿児島大学国際島嶼教育研究センター主催の標記シンポジウムを11月28日(土)に鹿児島大学郡元キャンパス共通教育棟で開催します。ご関心のある皆様のお越しをお待ちしています。入場無料。

日時:11月28日(土):13時30分〜17時00分
場所:鹿児島大学総合教育研究棟221号教室





司会:河合 渓(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)

趣旨説明:寺田竜太(13:30〜13:35)
1. 島嶼域における魚類の種多様性と分布特性(13:35〜14:15)
 本村浩之(鹿児島大学総合研究博物館)

2. 絶滅の恐れのある魚類と保全へむけた取り組み(14:15〜14:55)
 久米 元(鹿児島大学水産学部)

休憩(14:55〜15:05)

3. 鹿児島県島嶼域の水産業概要と資源保護に向けた取り組み事例(15:05〜15:45)
 宍道弘敏(鹿児島県水産技術開発センター)

4. 鹿児島県島嶼域における漁業振興に向けた取り組みの成果と課題(15:45〜16:25)
 鳥居享司(鹿児島大学水産学部)

5. 総合討論(16:25〜17:00)
 コーディネーター:寺田竜太(鹿児島大学水産学部)

趣意書

南北600kmに及ぶ鹿児島県には,島嶼域を中心に多様な魚類が生息しており,島嶼域ごとで固有な魚類相や希少種の生態等が近年の研究で明らかになってきた。一方で,魚類は重要な食料資源であり,四方を海に囲まれた島嶼域では基幹産業のひとつを担っている。近年では,マグロ養殖が島嶼域の各地で展開されてきており,島嶼域の水産業や地域社会自体が急速に変化しつつある。絶滅の恐れのある種類については生息環境を含めた保全への取り組みが求められるが,島嶼域の自律的な発展に際しては,水産資源の動向把握と持続的な利用へ向けた取り組みがより強く求められている。本シンポジウムでは,鹿児島県の島嶼域の魚類に関する多様性研究や生態,資源,水産振興に関する研究者が集い,多様性の再評価と共に,島嶼域の自律的な発展を目指した利用のあり方について認識を深めることを目的とした。「豊かな海の生態系を見守り,環境と調和した島嶼域の水産業と社会のあり方」を提言する機会としたい。