Introducing the topics of Japanese seaweed including research and educational activities, from the Marine Botany Lab, Department of Fisheries, Kagoshima University. www.phycollab.org/ 鹿児島大学水圏植物学研究室の調査研究を中心に、海藻・藻場関係の情報を発信しています。海産植物の自然史や藻場の保全、増養殖,食文化に関心のある方はどうぞ。
Feb 21, 2015
The effect on the irradiance and temperature on the photosynthesis of Sargassum fusiforme(ヒジキの光合成に関する論文)
New paper was just accepted !!
This is a result of a part of dissertation of MSc thesis by the first author.
水圏植物学研究室の國分翔伍さんと共同研究者の論文が国際藻類学会(International Phycological Society)の学術雑誌「Phyclogia」に受理(掲載が承認)されました。
Kokubu, S., Nishihara, G. N., Watanabe, Y., Tsuchiya, Y., Amano, Y., Terada, R. 2015. The effect of irradiance and temperature on the photosynthesis of a native brown alga, Sargassum fusiforme (Fucales) from Kagoshima, Japan. Phycologia 54: (in press)
この研究はヒジキの光合成や成長に対する温度や光の影響を明らかにしたもので,日出から日没までの光合成活性の変化を水中でリアルタイムで測定した部分などがトピックのひとつです。ホンダワラ類でこの変化を捉えた研究としては世界初になります。
この研究は過去5年間の修士論文,卒業論文の研究の積み重ねとして実施され,最終的に國分さんの修士論文の中で完結しました。