海藻とベントスの群集(群落)構造を学ぶ学部3年生向けの海洋多様性生物学実習が始まりました。最初は桜島でライントランセクト法を用いた垂直分布構造を調査します。
基点から沖合に向かって調査ラインを設置します。
離岸距離と高さを測量します。姿勢が曲がっていると正確に測定できません。
方形枠を設置し,枠内に見られる海藻の種構成と被度を観察します。海藻研の大学院生が補佐しています。
低潮線付近は箱眼鏡を使って観察します。海藻研のS木君がシュノーケリングで観察のお手伝いをしています。今月になってから水温が上がらず,ナントいまだに16℃台(水深10mでは15℃台)でした。真冬の水温です。
この実習は,岩礁域でのベントス調査,干潟の調査と展開していきます。3年生の皆さん,頑張っていきましょう。