Jun 26, 2009

応用藻類学会のシンポジウム

日本応用藻類学会のシンポジウムに講演者として参加してきました。温暖化が藻場や海藻産業に与える影響を考えるシンポジウムでしたが,黒潮の流速変化など,大変興味深いお話ばかりでした。

Jun 19, 2009

種子島沖での海藻ドレッジ調査

17日から19日までの3日間,水産学部附属練習船南星丸に乗船し,馬毛島沖で水深30-40m台の海藻ドレッジ調査をおこないました。

船員さんの完璧な仕事にいつも感謝です。

波もおだやかで船酔いになることもありませんでした。笑顔のI井さんとK森さん。あ,A野君も。

たくさん採集することができました。よかったですね,K森さん。

途中天気は崩れましたが,波はおだやかでした。左はもう一名の院生,T屋君です。

南星丸の皆様に御礼申し上げます。

Jun 15, 2009

苓北町での調査

日曜日に黒島から帰ってきて,今日は熊本県の苓北町で調査です。鹿児島から片道5時間かかりますが,明日は講義なので日帰りです。

ジョロモクとヤナギモクの南限群落ですが,魚の群れと一緒に撮影することができました。T井さんのベトナム海藻図鑑の表紙と似ていますが,ご容赦を。

これも藻場の重要性を感じることのできる写真です。

Jun 14, 2009

黒島での調査

薩摩半島の南部にある三島村調査もいよいよ佳境となりました。
今回で全行程を終えるべく,4日間の調査で黒島を一周しました。4年生のS木君とM1のA野君が参加です。某スイミングクラブのインストラクターを務めるS木君,SCUBAでもスイミングキャップ着用です(左側の人物)。

ここも魚影の濃い島でした。

エツキシマオオギ。水深10m前後の場所に見られました。

採集するA野君。頑張ってくれました。

登り便のフェリーみしま

調査は予定通りに終了し,3島での春の調査が終わりました。交通の便の悪い離島ですが,手つかずの大自然の残るこの村が大好きになりました。村の出張所の向かいで海藻を広げてソーティングしましたが,お騒がせしてすみません。島民の皆さんもとても親切で,温かさに触れることができました。遊びでも来たいところです。

たぶんこれで集落の人口の3割くらいでしょうか。

Jun 9, 2009

基礎生産学実験(海藻)が始まりました

前期の学部講義・実習は,水産植物学と海洋多様性生物学実習(分担),基礎生産学実験(分担)を担当しています。基礎生産学実験はプランクトンと海藻のパートから構成されていますが,私の担当部分が今日から始まりました。

全員水産植物学を受講していますので,講義の内容を生の材料で観察していくことになります。皆さん,頑張っていきましょう。

Jun 8, 2009

串木野でのライン調査


串木野でライントランセクト調査をしました。若い頃はそれほどでもありませんでしたが,300mのラインをひとりでするのはさすがにしんどいですね。二往復はタンクがもたないので,ラインを巻きながら10mごとに記録,撮影で乗り切りました。

Jun 5, 2009

ヒジキの生殖器床

鹿児島県北西部の長島でヒジキの生育調査をしていました。すでに収穫後でしたが,残った個体を採取して研究室で観察したら,生殖器床に卵が入っているが見えました。幼胚の抱卵はまだのようですね。

Jun 3, 2009

竹野調査

前回竹野町を訪れたときは荒天でしたが,今回は幸いべた凪でした。沖の瀬で調査です。

ジョロモクやホンダワラ類,クロメのすばらしい藻場でした。日本海の藻場で潜る機会は滅多にないので,とてもよい経験になりました。やはり潮間帯は薄いですね。

Jun 2, 2009

淡路島での調査

環境関係の調査で兵庫県の淡路島に来ました。K戸大のK井先生を筆頭に,S産大学校のM瀬先生,M重大のK島先生など,各大学の藻類研究者が集まっての合同調査です。ここではカジメとヤナギモクの生育状況を調査しますが,下草も豊富なところでした。

タマゴバロニア:海底で黒光りする美しい海藻です。

スギノリ:普通に見られる種類ですが,青白く光ってきれいですね。
ここは水深が浅くうねりに弱い場所でしたが,天候に恵まれて予定通りに調査を終了することができました。今日は淡路で宿泊・・・という訳でなく,ここから大移動が始まります。

明石海峡大橋を超えて走り続けること数時間・・・・日本海側の豊岡市竹野町まで来ました。明日の調査に供えてここで宿泊です。

国民Q暇村の夕食バイキングに海藻がありました!

fulvellum?その場で同定しましたが,忘れちゃいました。なかなかのお味です。

May 25, 2009

串木野市での講演と調査

硫黄島から戻った翌日は,串木野市で調査と講演会がありました。藻場や磯焼けの現状を調査し,そのまま講演する企画です。水工研の方をお招きし,私は現地の研究者として講演しました。

講演に先立って,串木野市の荒川浜沖で調査をしました。串木野には何回も来ていますが,この場所は初めてです。傭船しないとこれない場所です。

遠浅の平坦な海底にツクシモクを中心とするガラモ場がありました。これだけのツクシモクを見るのは薩摩半島で初めてかもしれません。


港に戻り,着替えてさっそく講演です。磯焼けの現状と藻場の重要性を再認識するよい機会となりました。

May 24, 2009

硫黄島と竹島での海藻生育調査

薩摩硫黄島と竹島(鹿児島郡三島村)で海藻生育調査をおこないました。


展望台からの景色。フェリーが出港していきます。港が温泉で茶色ですね。


温泉がわき出ている場所以外は透明度もよく,魚影の濃い島でした。ウミガメも見えます。


卒論として取り組むS木君。途中耳抜きができなくなるなどのトラブルもありましたが,頑張りました。

ハナヤナギ

鹿児島市からわずか数時間ですが,亜熱帯性の種類が多く見られました。


タマイタダキ

海底の各所から温泉がわき出ています。こちらが源泉。

前回は荒天で調査を切り上げましたが,今回は予定の調査をすべて実施することができました。

May 18, 2009

長島での調査

長島町でアントクメとヒジキの調査をおこないました。見渡す限り広がるアントクメ群落は圧巻でした。しかも・・・水深20m・・・

ヒジキもそろそろ収穫のようです。

May 17, 2009

桜島

桜島で藻場調査をおこないました。ヤツマタモク,マメタワラは今が最盛期のようです。

May 15, 2009

兵庫県竹野町での会議


兵庫県の竹野町シュノーケリングセンターで15日に開催される会議に出席するため,鹿児島に帰港後すぐに大阪に移動しました。新大阪から特急で3時間近くかかりました。

こちらには7月に再度訪れることになりそうです。

南星丸口永良部島調査

鹿児島大学多島圏研究センターは,奄美群島や南太平洋の島嶼域における自然や産業,文化に関する学際的な研究をおこなっています。奄美群島での学術調査を毎年実施していますが,今年は口永良部島に行きました。


調査に参加した海藻研の皆さん。背景は南星丸。


地元の漁船を傭船し,潜水調査をおこないました。さすがの透明度です。


ウミヘビが多いことでも知られています。海藻採集に夢中でウミヘビが視界に入っていないようですね。


K森さんはK下先生の火山調査に随行しました。かなり標高の高いところまで行ったそうです(入山規制の範囲内)。絶景ですね。


口永良部島といえば,数年前にY田先生とオキチモズクを確認するために訪れた場所です。生育状況を再確認してきました。看板前で記念写真。

吉田先生との調査の様子はこちら
http://sea.ap.teacup.com/seaweedresearch/73.html


生育範囲は約50mでした。


帰りは馬毛島沖に立ち寄り,ドレッジ調査をおこないました。

天候にも恵まれ,調査を予定通り終了することができました。どうもお世話になりました。

May 9, 2009

長島でのヒジキ調査

鹿児島県北西部の長島町でヒジキの調査をおこないました。昨年はこの時期に収穫していましたが,今年は若干遅れ気味のようです。

May 8, 2009

天草での藻場調査

熊本県の天草で藻場調査をおこないました。天草某所にはジョロモクやヤナギモクの分布南限群落があります。水温環境の変化が群落の盛衰に与える影響について調べます。


ジョロモクの中にヤナギモクが混生する美しい藻場でした。

May 2, 2009

熊本県玉名市でアオサが大増殖

西日本新聞は4月22日、熊本県玉名市の有明海沿岸でアナアオサが大量に繁茂し、漁業被害が出ていることを報道しています。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90823

*この問題に関連し、熊本県知事が6月6日に現地視察しました。
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000906060001
http://rkk.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003200906061719170111

May 1, 2009

培養室が一新

海藻研にはコイントロンという恒温室が2器ありましたが、40年以上前の機器ということで恒温器の更新が課題でした。海洋生物研のK針先生のご協力で、3月末に機器を一新することができました。温度勾配型のインキュベータは両研究室で各1台ありましたが、新たに3台導入しました。

プログラムインキュベータも3台入りました。大きいですね。
元々あった東京理化とサンヨーのインキュベータも健在です。海藻とプランクトンの培養研究には恒温器が不可欠です。これで培養株を大量にストックできるようになりました。
ご尽力下さいましたk針先生に感謝します。

Apr 28, 2009

串木野の藻礁とアントクメ調査

串木野沖に設置してある藻礁の海藻生育状況とアントクメの調査をおこないました。水深10mに取り付けてある水温照度ロガーも交換です。


アントクメは昨年より少なめかもしれません。もはや群落とは言えない規模になってきました。

ロガーは水温と照度を計測してくれる優れものですが、照度がゆえにカバーをかけることができません。約2-3ヶ月後に行くと固着生物に覆われてしまっています。
頻繁に交換することしか策はないようですね。

照度のデータは設置後1-2週間分しか使えないので、水中用光量子計も併用しています。

調査にご協力下さいました、いちき串木野市の島平漁業協同組合の皆様に御礼申し上げます。