Seaweed Research Journal

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Oct 13, 2010

昨今の大学生(学部生)のレポート

博物館概論や博物館資料論のレポートが3年生から提出されていますが,そもそもレポートとは何なのかを理解していない学生が多いように感じます。レポートを果たされる科目を受講していないのか,「レポートの書き方」や「日本語の作文技術」のような書籍を読んだことがないのかもしれません。

最近,このようなレポートが増えています。

・そもそもレポートの体裁になっていない。
A4用紙1枚に書いただけ。題名,表紙等もなし。「読んでもらって高く評価されたい」という意識がかけらも感じられない。

・主題が明確でなく,単なる感想文。
感想文とレポート(論文)は違います。

・引用文献が全くない。
自分で得たデータ以外は,既知の文献を適宜引用しながら考察を積み重ねていきます。criticalに読む人を納得させるだけの理論武装が必要です。

 昨今に多いレポート(イメージです)

何度も推敲し,「この文章で自分が評価される」という意識を持ってレポートを書きましょう。手書きする場合は,「丁寧に書く」ことも重要です。

今回は3年生のレポートですが,科目で果たされるレポートと就職活動の書類書き(エントリーシート等)は同じ能力が求められます。レポートが手抜き・雑な学生は,就職活動でもそれなりの書類しかつくれません。自分が望む職種・世界で活躍するためには,論理的な思考力や表現力(文章やプレゼン)に関する自己研鑽が求められます。