Jul 31, 2009

IPC9のプレコングレス沖縄ツアー

第9回国際藻類学会議(9th International Phycological Congress)が8月2日から東京で開催されますが、そのプレコングレス沖縄ツアーを開催しました。私は採集と研究打ち合わせ用務を兼ねて、28日から流大瀬底実験所に入りました。今年3回目の瀬底島です。

プレコングレスツアーに参加された皆さん

東欧の方が多かったですね。R大のS田先生、T京海洋大のO葉先生、私がお世話係でした。実験所のN野さん、沖縄在住の藻類関係者の方々にもご協力いただきました。

初日は備瀬崎でシュノーケリングをしました。

採集後は実験所でサンプルのソーティングをしました。参加者の方には藍藻や淡水藻を専門とする方が多く、熱帯性の海藻はとても興味深かったようです。

夜は実験所の庭でバーベキューパーティでした。N野さんがシェフとなってバーベキューを仕切ります。3月もそうでしたが、見事な腕前ですね。N野さんによると、沖縄のお父さんは浜辺でバーベキューができないと一人前じゃないそうです。(撮影:O葉先生)
パーティには美ら海水族館に務める研究室の卒業生も参加してくれました。自分の持ち味、専門性を活かしてこれからも頑張って下さい。期待しています。

2日目は瀬底島をボートで一周しました。瀬底のサンゴもかなり回復しているようで、N野さんのご案内で様々なタイプのサンゴを観察することができました。

韓国の院生をつれてSCUBAもしました。ダイナミックな地形と洞窟のあるところで、ここが著名スポット「瀬底ラビリンス」であることを後から知りました。

夕方からは美ら海水族館に行きました。午後4時からは割引料金で入館できるそうですが、お客さんも少なくなって落ち着いて見学できますね。美ら海は夕方がお勧めです。私が今回ここでしたかったことは・・・

ジンベエザメを見ながら一杯(注:午後5時をすぎています。仕事は終わりました)

昼間はとても座れる状況にありませんが、いい席に座ることができました。

最終日は中城城と那覇に立ち寄り、解散となりました。

チェコのラン藻の先生に、牧志公設市場でイシクラゲ(ラン藻)の乾物(モーアーサー)を見せたら、ものすごく喜んで購入していました。

S田先生、O葉先生、N野さん、K藤さん、M本さん、ご協力いただきました全ての皆さんに御礼申し上げます。どうもお世話になりました。

Jul 23, 2009

ハナヤナギ

共同研究の一環で,ハナヤナギを採集に行きました。毎年この時期に採取していますが,今年は例年より多く生育しているようです。小さな海藻ですが,繊細なつくりが美しいですね。

Jul 17, 2009

長島でのアントクメ・ヨレモク調査

長島でアントクメとヨレモクの調査をおこないました。前回やり残したライントランセクト調査から始めました。この日は西風もやや収まり,無事に調査を完了することができました。
A野君がライン付近に生育する海藻をビデオ撮影しています。

ヨレモクの方はすっかり枯死流失し,新芽が出ていました。

Jul 13, 2009

桜島でナガミルを採集

桜島で学生実習用のナガミルを採取しました。O茶大のS田先生にナガミル40個体を頼まれているので,実習用のサンプルからそれぞれ一枝を拝借しました。

Jul 12, 2009

かごしま環境未来館での海藻押し葉教室

鹿児島市のかごしま環境未来館で海藻押し葉の教室を開催しました。

最初に海藻や海に関することをお話しました。

さっそく押し葉づくりです。小学生にはそのまま自由研究にもなります。

海藻に興味津々の子どもたち。楽しんでもらえたかな?

Jul 10, 2009

長島でのアントクメ調査

長島町でアントクメの調査をおこないました。
西風が強く,調査の半分は次週に持ち越しになってしまいました。

Jul 3, 2009

種子島沖での海藻ドレッジ調査(7月)

6月に引き続き,南星丸に乗船して種子島沖でドレッジ調査をおこないました。N崎大学のグレッグ博士も参加です。今回はROVを投入して海底を撮影したり,Imaging-PAMを使ってその場で光合成活性を測定しました。

ただ,初日は数日前からの荒天でうねりが残っており,鹿児島湾の外に出ることができませんでした。指宿市の山川港で避難,待機です。皆さんゼミの準備等に専念しました。

二日目はうねりも収まり,ドレッジ調査をおこなうことができました。梅雨時期なので小雨まじりでしたが,海はべた凪です。

全員でソーティングです。暑かったですね。

夜は西之表港に入港し,PAMの実験をおこないました。採集直後だと感度が全く違いますね。

三日目,ROVを投入して海底の様子を撮影しました。
ヤブレグサ属の一種とスジナシグサの大草原・・・・すごいですね。

Jun 26, 2009

応用藻類学会のシンポジウム

日本応用藻類学会のシンポジウムに講演者として参加してきました。温暖化が藻場や海藻産業に与える影響を考えるシンポジウムでしたが,黒潮の流速変化など,大変興味深いお話ばかりでした。

Jun 19, 2009

種子島沖での海藻ドレッジ調査

17日から19日までの3日間,水産学部附属練習船南星丸に乗船し,馬毛島沖で水深30-40m台の海藻ドレッジ調査をおこないました。

船員さんの完璧な仕事にいつも感謝です。

波もおだやかで船酔いになることもありませんでした。笑顔のI井さんとK森さん。あ,A野君も。

たくさん採集することができました。よかったですね,K森さん。

途中天気は崩れましたが,波はおだやかでした。左はもう一名の院生,T屋君です。

南星丸の皆様に御礼申し上げます。

Jun 15, 2009

苓北町での調査

日曜日に黒島から帰ってきて,今日は熊本県の苓北町で調査です。鹿児島から片道5時間かかりますが,明日は講義なので日帰りです。

ジョロモクとヤナギモクの南限群落ですが,魚の群れと一緒に撮影することができました。T井さんのベトナム海藻図鑑の表紙と似ていますが,ご容赦を。

これも藻場の重要性を感じることのできる写真です。

Jun 14, 2009

黒島での調査

薩摩半島の南部にある三島村調査もいよいよ佳境となりました。
今回で全行程を終えるべく,4日間の調査で黒島を一周しました。4年生のS木君とM1のA野君が参加です。某スイミングクラブのインストラクターを務めるS木君,SCUBAでもスイミングキャップ着用です(左側の人物)。

ここも魚影の濃い島でした。

エツキシマオオギ。水深10m前後の場所に見られました。

採集するA野君。頑張ってくれました。

登り便のフェリーみしま

調査は予定通りに終了し,3島での春の調査が終わりました。交通の便の悪い離島ですが,手つかずの大自然の残るこの村が大好きになりました。村の出張所の向かいで海藻を広げてソーティングしましたが,お騒がせしてすみません。島民の皆さんもとても親切で,温かさに触れることができました。遊びでも来たいところです。

たぶんこれで集落の人口の3割くらいでしょうか。

Jun 9, 2009

基礎生産学実験(海藻)が始まりました

前期の学部講義・実習は,水産植物学と海洋多様性生物学実習(分担),基礎生産学実験(分担)を担当しています。基礎生産学実験はプランクトンと海藻のパートから構成されていますが,私の担当部分が今日から始まりました。

全員水産植物学を受講していますので,講義の内容を生の材料で観察していくことになります。皆さん,頑張っていきましょう。

Jun 8, 2009

串木野でのライン調査


串木野でライントランセクト調査をしました。若い頃はそれほどでもありませんでしたが,300mのラインをひとりでするのはさすがにしんどいですね。二往復はタンクがもたないので,ラインを巻きながら10mごとに記録,撮影で乗り切りました。

Jun 5, 2009

ヒジキの生殖器床

鹿児島県北西部の長島でヒジキの生育調査をしていました。すでに収穫後でしたが,残った個体を採取して研究室で観察したら,生殖器床に卵が入っているが見えました。幼胚の抱卵はまだのようですね。

Jun 3, 2009

竹野調査

前回竹野町を訪れたときは荒天でしたが,今回は幸いべた凪でした。沖の瀬で調査です。

ジョロモクやホンダワラ類,クロメのすばらしい藻場でした。日本海の藻場で潜る機会は滅多にないので,とてもよい経験になりました。やはり潮間帯は薄いですね。

Jun 2, 2009

淡路島での調査

環境関係の調査で兵庫県の淡路島に来ました。K戸大のK井先生を筆頭に,S産大学校のM瀬先生,M重大のK島先生など,各大学の藻類研究者が集まっての合同調査です。ここではカジメとヤナギモクの生育状況を調査しますが,下草も豊富なところでした。

タマゴバロニア:海底で黒光りする美しい海藻です。

スギノリ:普通に見られる種類ですが,青白く光ってきれいですね。
ここは水深が浅くうねりに弱い場所でしたが,天候に恵まれて予定通りに調査を終了することができました。今日は淡路で宿泊・・・という訳でなく,ここから大移動が始まります。

明石海峡大橋を超えて走り続けること数時間・・・・日本海側の豊岡市竹野町まで来ました。明日の調査に供えてここで宿泊です。

国民Q暇村の夕食バイキングに海藻がありました!

fulvellum?その場で同定しましたが,忘れちゃいました。なかなかのお味です。

May 25, 2009

串木野市での講演と調査

硫黄島から戻った翌日は,串木野市で調査と講演会がありました。藻場や磯焼けの現状を調査し,そのまま講演する企画です。水工研の方をお招きし,私は現地の研究者として講演しました。

講演に先立って,串木野市の荒川浜沖で調査をしました。串木野には何回も来ていますが,この場所は初めてです。傭船しないとこれない場所です。

遠浅の平坦な海底にツクシモクを中心とするガラモ場がありました。これだけのツクシモクを見るのは薩摩半島で初めてかもしれません。


港に戻り,着替えてさっそく講演です。磯焼けの現状と藻場の重要性を再認識するよい機会となりました。

May 24, 2009

硫黄島と竹島での海藻生育調査

薩摩硫黄島と竹島(鹿児島郡三島村)で海藻生育調査をおこないました。


展望台からの景色。フェリーが出港していきます。港が温泉で茶色ですね。


温泉がわき出ている場所以外は透明度もよく,魚影の濃い島でした。ウミガメも見えます。


卒論として取り組むS木君。途中耳抜きができなくなるなどのトラブルもありましたが,頑張りました。

ハナヤナギ

鹿児島市からわずか数時間ですが,亜熱帯性の種類が多く見られました。


タマイタダキ

海底の各所から温泉がわき出ています。こちらが源泉。

前回は荒天で調査を切り上げましたが,今回は予定の調査をすべて実施することができました。