Jan 30, 2011

山口県周防大島で海域公園の予備調査

毎日新聞は29日、環境省が海域公園の予備調査のために周防大島で動植物の予備調査を始めたと報道しています。

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110129ddlk35040407000c.html

朝日新聞も同様の報道をしています。
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201101280032.html

ジョロモクやクロメの群生地です。

Jan 28, 2011

大分県のクロメ

大分新聞は1月19日、佐賀関でクロメの収穫が始まったことを報道しています。大分の冬の味覚として知られており、葉を筒状に巻いて販売されています。

http://www.oita-press.co.jp/print.php?print_type=localNews&print_first_genre=&print_second_genre=&print_news_id=2011_129539900176

Jan 26, 2011

卒論発表会

鹿児島大学水産学部水産生物・海洋学分野の卒業研究発表会が開催されました。ポスターでの発表会です。
ポスターは、何年も前から大判プリンターで一枚刷りになっていますが、昔の機種は一枚に1時間くらいかかることもありました。昨年導入された機種は数分で刷り上がるので驚きです。みなさんどうもお疲れ様でした。

Jan 23, 2011

イギス豆腐

中国新聞は21日、尾道市向島の小学生が郷土食「イギス豆腐」などの海藻調理法を学んだと報道しています。地域固有の食文化を大事にしていきたいものです。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101210029.html

Jan 22, 2011

日本水産学会九州支部会で学生が発表


日本水産学会九州支部大会が鹿児島大学で開催されました。
海藻研からは院生3名が口頭発表しました。M1のK野君は学会デビューですが、落ち着いた発表をしていたと思います。春の藻類学会もこの調子で頑張っていきましょう。
秋には、水産学会秋季大会が長崎市で開催されます。次の目標を目指して皆さん頑張りましょう。

氷見市のアカモクと海とろめし

富山新聞は16日、氷見市の農産直売所でアカモク「ナガラモ」が販売されて好評であると報道しています。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20110116205.htm

この時期に採取するということは、若くて柔らかい個体を採取しているのかもしれません。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20110121202.htm

Jan 20, 2011

藻類が世界を変える

 筑波大学のweb site「TSUKUBA SCIENCE」で、藻類学会会員のW邊先生の特集ページが組まれています。

http://tsukubascience.com/seibutsu/sourui_ga_sekai_wo_kaeru/

Jan 13, 2011

被災の岸壁が藻場に

朝日新聞は13日、阪神淡路大震災で被災した埠頭を保存した「神戸港震災メモリアルパーク」が藻場になっていると報道しています。

http://www.asahi.com/national/update/0113/OSK201101130070.html

浜名湖のノリ養殖190年の歴史をまとめた「浜名湖海苔(のり)の歴史」

静岡新聞は4日、浜松市西区の舞阪郷土史研究会が浜名湖のり養殖の190年の歴史をまとめた「浜名湖海苔(のり)の歴史」を今月末に発刊すると報道しています。

http://www.shizushin.com/news/local/west/20110104000000000014.htm

郷土の海苔養殖を記録にした本としては、大森の海苔養殖漁業者が編纂した「海苔のこと大森のこと」という本が12月に出版されています。

Amazon.co.jp 海苔のこと大森のこと

Jan 10, 2011

海藻で水質浄化

Fish & Info Service (FIS)は6日、海藻による水質浄化に関するヤリッシュ教授(スタンフォード大学)の研究を紹介しています。UJNRなどで来日されたこともある先生です。

http://www.fis.com/fis/worldnews/worldnews.asp?monthyear=&day=6&id=39919&l=e&special=&ndb=1%20target=

Jan 9, 2011

藻場などの産卵場を保全 広域整備に農水省が補助

日本経済新聞電子版(会員制)は9日,藻場などの漁業資源を保全・回復させるための広域の漁場整備に農水省が補助をおこなうと報道しています。

日本経済新聞の記事(会員制です。ただし,無料の会員登録も可能です)
http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C889DE0E3E1E6EBEAE5E2E2EBE2E3E0E2E3E39797EAE2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

Dec 31, 2010

褐藻、紅藻、緑藻のそれぞれで同型世代交代と異型世代交代がある理由

九州大学大学院システム生命学府博士3年の別所和博さんの研究が九大理学部ニュースで紹介されています。

http://news.sci.kyushu-u.ac.jp/jovzr3aup-18/?block_id=18&active_action=journal_view_main_detail&post_id=169&comment_flag=1

別所さんは数理生態学の分野から海藻の生活史の進化を研究している大学院生で、海藻研を訪問されたこともあります。研究の独創性の点で高く評価される期待の研究者です。

三重県のアラメ巻き

三重県におけるアラメの利用について,下記のHPが紹介しています。

「三重の食応援ブログ(県職員によるブログ)」
http://www.pref.mie.jp/CHISANM/HP/mienosyoku/blog/101115arame.htm

三重県農水商工部マーケティング室
http://www.pref.mie.jp/CHISANM/HP/bio/h20-s-8.htm

タイでの海藻調査


タイには1997年以来何回も訪れていますが、今回はプーケットの北西沖にあるスリン島に行きました。ミャンマーとの国境に近い島です。
島全体が国立公園に指定されており、公園事務所が管理するバンガロー(とテント)以外に宿泊施設はありません。電気は夜間に4時間のみで、シャワーは水です。


バンガローが並ぶ(といっても10棟くらい?)遊歩道。海抜10mほどの場所にあるので津波の心配はありませんが、上り下りがきつい。

 サンゴは少し前に大規模な白化があったようで、あまりよい状態とは思えませんが・・・

 魚影の濃さには驚きました。

 見上げるとこれだけの魚が泳いでいます。私も色々なところに行っていますが、ここは記憶に残る場所のひとつになりました。

 スリンの夕日

北海道南部のコンブ漁獲量

北海道新聞は12月30日,2010年の渡島管内のコンブ漁獲量は前年比8%減だったことを報道しています。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/266585.html

Dec 30, 2010

藻類の生産力を測定する光学センサー

Texas A&M Universityの研究チームは29日,藻類の生産力を測定する新しい光学センサーを開発したと発表しました。事業規模での藻類生産にも適応できるようです。

http://www.biodieselmagazine.com/article.jsp?article_id=4617

大学院生がフィリピン大と東南アジア漁業開発センター養殖研究部門で研修・調査

 無事タイから帰国しました。写真がたまっているので,少しずつ更新していきます。

 海藻研の大学院生4名がフィリピン大学ビサヤス校(UP-V)と東南アジア漁業開発センター養殖研究部門(SEAFDEC-AQD)を訪問しました。私は藻類学会誌の編集とタイの調査があったので,引率していません。学生が滞在中に撮影した写真を紹介します。

UPVとSEAFDECでは,海藻の利用やフィリピンの水産試験研究に関する講義を受講し,臨海実験所やオゴノリ・キリンサイの試験養殖を見学しました。両施設はフィリピン中部のパナイ島イロイロ市近郊にあります。

SEAFEDC-AQDでの様子。キリンサイからカラギーナンを抽出しています。 SEAFEDCは東南アジアの水産に関する国際的な研究機関で,養殖部門はフィリピンにあります。SEAFDECの設立の際には,日本が多額の支援をしています。

SEAFDECの陸上水槽。

 これはUPVのエビ養殖施設(のハズ)。Gracilariopsis bailiniaeを養殖しています。

 対岸のギマラス島にあるSEAFDECイガン・マリンステーション。ここは海からでないと行けない臨海研究施設で,まさに「海に浮かぶ研究所」です。初めて行った時は驚きました。

キリンサイを研究しているH屋さんがキリンサイ養殖を熱心に見学しています。

M1の皆さん,フィリピン研修お疲れ様でした。観光旅行では絶対行かない(行けない)ところで,フィリピンの文化や大学,水産業を体験するかけがえのない機会になったことと思います。出発前に私が教えたフィリピン料理は一通りチャレンジしてきたようなので,皆さん立派です。実は私,バロットが苦手でした(ここでカミングアウトします)。

Dec 25, 2010

チリでのChondracanthus chamissoiの養殖技術開発

Fisheries Information Serviceは24日,Chondracanthus chamissoiの養殖技術がチリの研究者らによって開発されたと報道しています。日本向けに輸出されている紅藻です。

http://www.fis.com/fis/worldnews/worldnews.asp?monthyear=&day=24&id=39866&l=e&special=&ndb=1%20target=

Dec 24, 2010

藻類を石油代替に基礎研究が加速

日本経済新聞は24日,油を採取できる藻類の研究が加速していることを論評で紹介しています。

http://www.nikkei.com/tech/ssbiz/article/g=96958A9C93819696E0E2E290E38DE0E3E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E5E2E3E0E2E3E2E1EAE4E2

Dec 23, 2010

岩手県山田町へ海藻標本8万2千点を寄付

岩手日報は23日,東邦大学名誉教授のY崎先生が海藻標本約8万2千点を岩手県山田町に寄贈されたと報道しています。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101223_14

Dec 18, 2010

既知の種類より10倍の油生産能力を有する藻類を沖縄で発見

下記の報道各社は15日(または14日),これまで知られている藻類よりも10倍の油生産能力を有する種類を沖縄で発見したと報道しています。

日本藻類学会会員でもある筑波大学W先生のご研究です。

朝日新聞の報道
http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html

毎日新聞の報道
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101216rky00m040006000c.html

琉球新報の報道
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-171256-storytopic-1.html

Dec 13, 2010

タイでの調査

今年は10月頃から何故だか忙しくなり,あっという間に12月になってしまいました。
脱稿できない原稿をかかえたまま,タイに来ています。今日からアンダマン海のスリン島に行きます。電気は夜間に4時間だけという島なので,しばらく更新が途絶えます。


プーケットを早朝に出発すること陸路約2時間・・・港を出港してまもなく携帯の圏外です。

Dec 10, 2010

房総半島でのハバノリの採取

毎日新聞は12月10日,千葉県の外房でハバノリの採取が始まったことを報道しています。
お正月の縁起物として取引されています。

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20101211ddlk12040083000c.html

Dec 9, 2010

岩手県でのマツモの養殖

岩手日報は12月9日,大船渡市三陸町でマツモの養殖が始まったことを報道しています。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101209_8

Dec 8, 2010

猛暑で東京湾のアマモ場が激減

読売新聞は12月7日,夏の猛暑で東京湾のアマモ場が激減していることを報道しています。
 このことは,先日の全国アマモサミットでも報告されていました。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20101206-OYT1T00475.htm