Seaweed Research Journal

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Apr 25, 2009

薩摩硫黄島藻場調査

薩摩半島の南に位置する薩摩硫黄島で海藻生育調査をおこないました。鹿児島から2日に1便の町営フェリーで4時間の船旅です。4年生のS木君とM1のM島君が参加しました。

硫黄島が見えてきました。活火山の島です。

海底から湧出する温泉等で海水が変色しています。

港に近づいてきました。港付近は一面茶色の海です。

湧出物で海面が茶色一色です。初めて見る光景に絶句です。

漁協が手配して下さった漁船に乗って調査開始です。機材をセッティングするM島君。


最初に調査した場所はミル属とヤブレグサ属が優占する不思議な場所でした。フクロミルは馬毛島沖のドレッジ調査で見られますが,群生しているところは初めて見ました。ヤブレグサ属もヤブレグサとは違うようです。ここはすごい。

島の北岸はどこまでも続くカギケノリの群落でした。県本土でも広くみられますが,ここは大規模な方かもしれません。

ここも不思議な場所でした。馬毛島沖ドレッジ調査で見られるスジナシグサが生育しています!深所に生える海藻なのですが,水深2m前後の岩陰に見られました。

ベニヤナギノリも多く見られました。息を吞むような美しさです。

低気圧が迫っていたので日程を短縮して鹿児島に帰ることにしました。2日1便の船なので,これを逃して船が欠航すると数日拘束されてしまいます。離島調査の難しさを感じました。

関係者の皆様に御礼申し上げます。