与論島は,高品質のモズクを生産していることで知られています。オキナワモズクの養殖に長年携わっておられる漁業者の方にお話を伺ってきました。
オキナワモズクは1970年代に鹿児島県水産試験場(当時)によって養殖技術が確立され,現在の規模まで普及しています。鹿児島県内の生産量は沖縄県と比べて多くありませんが,漁業者の皆さんが品質のよいモズクを生産しています。「与論ブランド」,「奄美ブランド」ですね。
やはり現場を見たいということで,海に行きました。
風が強く時化ていましたが,それ以上に潮の流れが速い場所でした。
匠について潜ります。常にフィンをキックしないと定位置を保てないほど早い潮流です。ちょうど,潮の動く時間でした。
順調のようです。これからすくすくと伸びていくことでしょう。
この後,もうひとつの仕事で大金久に行きました。「百合が浜」として知られる場所です。鹿児島県最大(たぶん,南西諸島でも指折りの規模)のアマモ場としても知られています。すばらしいサンゴ礁リーフですね。
見渡す限りのアマモ場でした。仕事が終わった後も,しばらく泳いでいました。