Seaweed Research Journal

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Mar 27, 2010

YSI関係の機器の更新・追加

昨年の年末くらいから様々な機器が納品されていますが,光合成を測定したり海洋観測したりする機器類も一気に新しくなりました。

光合成の測定は,YSI Model 58にBOD電極をつけて2台体制でおこなってきましたが,新たにModel 5100を2台追加しました。一回に4サンプルを同時に実験できます。58は「弁当箱」の愛称で世界各地で利用されるロングセラー機(まだつくっている)ですが,さすがに5100はいいですね。ただ,58も堅牢ですばらしい機器だと思います。こちらも引き続き使い続けます。

YSIの製品は,日本メーカーには見られないほどの堅牢さで,かなり手荒に扱ってもびくともしません。しかし,10年以上フィールドで使っていたModel 85が数回の修理の甲斐なく,とうとう壊れてしまいました(基盤を全部交換だとなおる?)。修理代もかなり高いので,フィールド用のDO・塩分計を新しく購入しました。
候補としては,上の556MPSかプロフェッショナルプラスのどちらかでしたが,色々考えて556MPSにしました。ほぼ同じ時期に,N崎大のグレッグ博士は二つの中から後者を買ったそうです(笑)。後者の方はDOがメンブレンではなく,光学式だそうです。キャリブレーションがほぼ不要と聞くと,学生さんは後者を欲しがったでしょうね。

ちなみに,556MPSの方はpHの電極もつけて,水温,塩分,電気伝導度,pH,溶存酸素が同時に測定できます。学生の皆さんは操作法を習熟し,使い慣れて下さい。データは本体の中に記憶させ,帰ってからPCに出力できますが,アナログな私は万が一のためにせっせと手書きでも記録します(習慣です)。センサー部分がModel 85よりもかなり大きいので,水深の浅い干潟や用水路の調査などは向かないかもしれません。そのときは,HORIBAの方を使って下さい。

最後に紹介するのがこれ。
知っている人は知っている,Model 6600 V2 Sonde。

http://www.nanotech.co.jp/Products/6series/6600outline.html

うちのフィールド用機器ではDiving-PAMについで高額です。皆さんの大学4年間分の仕送り額くらいします。とりあえず,学生の皆さんだけで使うことは禁止します。マニュアルを読み,使用法の講習を受けてから使いましょう。

水深ごとの塩分や水温,濁度,電気伝導度,クロロフィル,pHを測定したり,ロガーとして使用できます。