

候補としては,上の556MPSかプロフェッショナルプラスのどちらかでしたが,色々考えて556MPSにしました。ほぼ同じ時期に,N崎大のグレッグ博士は二つの中から後者を買ったそうです(笑)。後者の方はDOがメンブレンではなく,光学式だそうです。キャリブレーションがほぼ不要と聞くと,学生さんは後者を欲しがったでしょうね。
ちなみに,556MPSの方はpHの電極もつけて,水温,塩分,電気伝導度,pH,溶存酸素が同時に測定できます。学生の皆さんは操作法を習熟し,使い慣れて下さい。データは本体の中に記憶させ,帰ってからPCに出力できますが,アナログな私は万が一のためにせっせと手書きでも記録します(習慣です)。センサー部分がModel 85よりもかなり大きいので,水深の浅い干潟や用水路の調査などは向かないかもしれません。そのときは,HORIBAの方を使って下さい。

知っている人は知っている,Model 6600 V2 Sonde。
http://www.nanotech.co.jp/Products/6series/6600outline.html
うちのフィールド用機器ではDiving-PAMについで高額です。皆さんの大学4年間分の仕送り額くらいします。とりあえず,学生の皆さんだけで使うことは禁止します。マニュアルを読み,使用法の講習を受けてから使いましょう。
水深ごとの塩分や水温,濁度,電気伝導度,クロロフィル,pHを測定したり,ロガーとして使用できます。